悪い民の寿命は短くなり善良な民の寿命は長くなる
<Q>
創世記6−3のところに
「主は言われた。−−−(略)−−−
こうして 人の一生は百二十年となった。」とあります。
現代医学でも 人の寿命は百二十歳ぐらいだと
言われています。まさに 神の創造どおりになっています。
しかし 創世記11−11 セムの系図のところには
「セムは、アルパクシャドが生れた後五百年生きて
息子や娘をもうけた。」
と あります。
他にも アルパクシャドが四百三年、
シェラが四百三年、エベルは四百三十年、
ペレグは二百九年、 など
百二十歳以上生きた人がいます。
こういった人たちは 神から特別に
長生きさせてもらったと考えるべきなのでしょうか?
人の寿命は百二十年という契約を
神は なぜ あっさり 変えてしまったのかが
僕にはわかりません。
<A>
創世記6:3の宣言は、ある意味において未来預言と言えるでしょう。
その宣言の時点で切り替えてきっちり120歳にするということではなく、人間の寿命を徐々にこの年齢にするだろう、ということです。
11章では、アブラハムに向かって代を追うごとに次第に寿命が短くなります。
アブラハムまでは、人間の数が少なかったために、まだ長寿が必要であったからでしょう。
神が長寿を望まなくなったのは、人間が悪に走り、地上が乱れるからでした。
そのため、長寿は「神の国」を広げるために存在するといえます。
悪を行う民は、のろいを受けて寿命が短くなり、善を行う民は長くなると言うことができます。
2009年7月6日
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