ヨブの試練の「持ち物への攻撃」に「家族」が含まれる。
この者がまだ話している間に、また他のひとりが来て言った。「あなたのご子息や娘さんたちは一番上のお兄さんの家で、食事をしたりぶどう酒を飲んだりしておられました。そこへ荒野のほうから大風が吹いて来て、家の四隅を打ち、それがお若い方々の上に倒れたので、みなさまは死なれました。私ひとりだけがのがれて、あなたにお知らせするのです。」(ヨブ1・18-19)
サタンが財産の次に狙っているのは、家族である。
家族を弱らせ、滅ぼすことを狙っている。
神に従う人々の気持ちをくじくためにサタンは家族を利用する。
家族に事故が起こったり、病気になったりして、ひるませるのだ。
さらに、サタンは妻に働きかける。
すると彼の妻が彼に言った。「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」(ヨブ2・9)
助け手として与えられた人が、自分の足をひっぱるように仕向ける。
ローマ・カトリックの秘密を暴いたザガミの奥さんは、彼がその活動を始めたら、突然彼を裁判で訴えはじめたという。
サタンは一番近い人の心を奪い去って、我々を苦しめようとしているのだ。
彼のやり方は昔から明らかだ。
我々の信仰の土台を崩して、神の国の働きをさせないこと。
我々は、試練の時代が来たら、持ち物、家族、健康の面で試練に会う可能性が高い。
しかし、最初から知っておくべきことは、「すべて我々の成長のためだ」ということである。
神はいたずらに人を苦しめられない。