まともな政治家を立てて政権中枢に送り込もう
昔、人より努力し、勉強することに希望があった。
努力は報われると信じていた。立派な学校を卒業して立派な企業に就職すれば豊かな暮らしが待っていると信じていた。
しかし現実はまったく違っていた。目を覚ますと、立派な学校を卒業して立派な企業に就職した大人が奴隷のように組織にこき使われていた。
この惨状を見て、子供たちは、何を励みに勉強するのだろうか?
この世界は、努力した人のためではなく、富の流れを自分に引き寄せるシステムを作った人のために動いている。
支配者とは税金を集めて使う権限のある人々のことを言う。
昔は殿様だったが、今は政治家、公務員だ。
しかし、彼らは、いわば会社で言えば業務部だ。民間は営業部。
金を稼ぐ営業部を冷遇し、業務部が異常に肥大化した会社は倒産する。
日本は官尊民卑という考えが強いから民が官にたてつくことが少ない。
だから、官は民がどれだけ苦労して金を稼いでいるかについて鈍感だ。
どんなに原油価格があがって民間が苦しんでいても、ガソリン税を減税する動きはでない。20円安くすれば、120円の水準に戻るのにしない。
小泉以後、かえって増税論議は活発化している。
マスコミも社会保障のためなら消費税も仕方がないと国民に吹き込んでいる。
どこまで騙されたら気が済むんだ?
社会主義、共産主義の経済体制は、必ず国を滅亡させる!
社会保障は幻想だ。社会保障費は隠れ税金以外の何物でもない。
聖書的に言えば、我々の敵は、無限に肥大化を続ける社会主義のシステムである。
このシステムは、国が救済者になるという理念から生まれた。
しかし、国は偽メシアであり、実際のところ搾取しか行わない。
人間が利己的な動物である限り、権力が肥大化すれば、利己主義が肥大化するのは当然だ。
主権を生産者、労働者に戻せ。神が支配権を与えたのは、国ではなく、個人=民である。
我々は、このように主張する政治家を起こして、彼らを政権のトップに送り込む以外に、現在の偽善のシステムを変えることは不可能だ。
2007年11月26日
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