日本はタイムカプセルではないだろうか
アフガニスタンやイラク、パキスタン、サウジアラビアなど、中近東の諸国は、その戦略的な価値に目をつけた国々の攻撃の的になってきた。
戦略的資源が豊かで、地続きになっている土地は戦争の被害を受けることが多い。
その点、日本は海に囲まれており、古来から他国の侵略を免れてきた。
モンゴル人以外、日本に攻め込もうとしてきたものはいなかった。元が攻めてきた時にも、海が日本を守った。
「神風が吹く」という文句は戦時中日本政府が我田引水で利用したが、あながち否定すべきではないと思う。
日本はある非常に貴重なものを守るために島国となっているのだと思う。海は外堀として城壁の役割を果たした。
日本を仏教国と考えている人々が多いが、仏教は外来の宗教である。それ以前に日本には三位一体の信仰があった。日本神話は様々な多神教の物語が付着して原型が分からなくなっているが、その大本には創世記や福音書があったと思われる。
仏教と関係のある聖徳太子の生誕物語はイエスの処女降誕そっくりであるし、側近は三位一体信者秦河勝であることを考えると、日本における仏教の意味は単純に見てはならないと思う。
仏教や日本神話の多神教物語はカモフラージュではないだろうか。
伊勢神宮の心御柱は十字架であり、そのご神体である八咫鏡にヘブル語が記されており、日本の根本の神が三位一体神であるということを考えると、日本の信仰や歴史そのものは、謎解きのために残された壮大なパズルのように思える。
平城京は、都の中心部に川が流れ、その川沿いに薬効のある樹木が植えられていたと思われる証拠が出たとNHKの番組で紹介されていた。これは、まさに黙示録に記されている新エルサレムである。
調べてみれば、平安京も同じであることが明らかになるだろう。
古代に日本にやってきた人々は、外国の侵入者を拒む自然の城壁に囲まれた土地を選び、そこに非常に重要なものを秘め、周りを樹木や岩などで隠し、時がくれば明らかになるタイムカプセルとしたのではないだろうか。
それを掘り返す時が近づいていると思うのである。
2004年5月5日
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