友人のK氏は、1996年にキリスト教再建の働きを始めてから、ひどい迫害にあってきた。

2000年、ある偽クリスチャン（S）によって、嘘をばら撒かれて教会を追い出された。

「佐原にある老舗旅館を買い取って、教会の施設にするために教会員から金を集めている」という噂を流されたのだ。

その偽クリスチャンが教会に来たのは、ディーラーをしていた彼から車を借りたが返さず逃げ回っていたが、偶然発見され、返せと迫ったときに、「僕も教会に行きます」と嘘の悔い改めをしたことがきっかけだった。

その教会で洗礼を受けた。いつもニコニコしているから人の受けがよく、教会の仕事も熱心にやるので信頼された。

あるとき、K氏に頼んでK氏名義で車のリース契約を結んだ。しかし途中からリース料を払わなくなった。何度催促しても払わない。そのため、リース会社とK氏の関係はめちゃくちゃになった。その会社から信頼されて、得ていた仕事もすべてダメになった。

その後、このSは、教会の中で上記の噂を流したのだ。教会は彼を信用し、K氏の反論も聞かずに一方的に除名を宣告した。

ディーラーの仕事も、教会生活も、このSという偽クリスチャンによって破壊された。

K氏の側にも「人が良すぎる」という欠点はあるし、その他いろいろ問題もあるので、全面的に彼が正しいとはいえないが、本来、自分のお金を部下にばらまき、人の借金を背負って苦しむようなタイプの「くせのある善人」である。

その後、この事件がきっかけで店が傾き、ついに建物からも追い出されて、廃業に追い込まれた。

この期間の経過を見ている者として、明らかに霊的な攻撃だと思う。

しかし、車のディーラーをやめてから、再び始めた音楽（かつてジャズバンドのリーダーだった）が、最近好評を博して、先日青山で行ったライブも大盛況であった。

浜松町の世界貿易ビルでは、担当者から信頼されて、音楽フェスティバルの総合マネージャーを務め、盛況に終わった。

バンドには、日本の一流バンドのサクソフォニストやプロのビブラフォン奏者など実力派を備えているので、人気が出てきたそうだ。

店をたたまざるをえなくなったときは、どうして神のために働こうとする人々を神は痛めつけるのか、不思議だったが、今から考えると、ディーラーの仕事はもうやめなさいということだったのだ。

14年たって、ようやくサタンの攻撃を潜り抜けて脱出しようとしているという現状である。

1996年は本当に不思議な年で、1月に市谷で開かれたメシアニック・ジューの集会で、それまで我々と日猶同祖論関係でつながりのあったクリスチャンが集まり、わざわざスイスからもコニー・ハーという中国系ユダヤ人もやってきた。彼女は、日本を新エルサレムと言った。それは、彼女の師匠であるユダヤ教ラビの説でもある。

私は、新エルサレムとは、クリスチャンの集合体、つまり、教会であると考えている。

全世界がキリストによって聖められた今、どこが聖地でどこが俗地か、という区別は不要である。すべてが聖地である。

しかし、この世界が地理的にも神の世界である以上、それは御国であり、その御国の型としてノアの箱舟、幕屋や神殿があるわけだから、この世界の地理的な構造も、これらの御国の型によって考えなければならない。

そのように考えると、日本は至聖所である。アメリカは聖所。ユーラシアは庭ではないだろうか。

文明は、東から西に向かって移ってきた。

アメリカを使って日本と戦争をしたロスチャイルドが、戦後まず最初に上陸した米軍に何をさせたか。

仁徳天皇陵を暴いたのだ。厚木に向かう前に大阪湾から上陸して。

ロスチャイルドは、この国にユダヤのもっとも大切なものがあると知っている。

GHQは日本にあるピラミッドを探したとも伝えられている。フリーメイソンらしい。

日本は、天照大神の国。天照大神は、イエス・キリスト。これは、神社本庁の正式な見解である。イエス・キリストと明言はしていないが、内容を見るとそうとしか解釈できない。
http://www.millnm.net/qanda3/96aY9f30GyNs52403.htm

飛鳥氏によると、天皇は、正式に言うと「天皇陛下」である。天皇はキリスト、天皇陛下は、キリストの下にいる国の代表という意味だろう。

天皇陛下は、儀式において日本人を代表して国の繁栄と国難の排除のために祈っておられる。
http://www.youtube.com/watch?v=xXHZfl21sCs

このような体制があるから、神は天皇制を廃止することを許されないのだと思う。

時代という観点から見ても、聖書の型にしたがっていると思う。

アダムからアブラハムまで2000年。アブラハムからキリストまで2000年、キリストから現在まで2000年。これで6000年。

おそらく人類の歴史は、一週間と見られるので、千年を1日として、最後の千年は、安息の千年。

今、悪魔が騒いでいるのは、安息の千年が来て、自分がこれまでのようには活動できなくなるので、最後のあがきだろう。

これからの千年は、日本を中心とした黄金の千年紀であると思う。

2010年9月4日