日本政府は善人を守り、悪人を懲らせ


ありとあらゆる手段を使って人から違法に金を取ろうとする輩が増えてきた。

オレオレ詐欺をやっている人間の顔が見たいものだが、なぜかテレビで写真が出ない。

数百億という被害額を見れば、もはや通常の犯罪の枠を超えている。国家単位で取り組み、犯罪者に厳しい制裁を加えなければならないはずなのに、警察の取り組みも、マスコミも対応が甘い。

考えてみれば、私がパソコン通信上で、進化論など無神論教育をすると、とんでもない人間が増えるぞ、と8年前から警告していたことが実現しだした。

あの当時は警察もなんとか犯罪に対処できていたが、今や検挙率はガタ落ち。もう毎日無数に発生する犯罪にキャパシティが追いつかず、お手上げ状態だ。

治安が悪い地区には、民間の警備会社でもやとってパトロールさせ、とにかく犯罪者をあげて、他の犯罪者に対して「犯罪は割に合わない」ということを見せつけることだ。

犯罪者に甘い顔をすると、絶対にしっぺ返しを食らう。

なぜならば、犯罪者を動かしているのはサタンだから。

サタンは徹底して堕落しているから、こちらが譲歩したり憐れみをかけると、ますます付け込んでくる。

話が通用しない人間には力で対処する以外には方法はないのだ。

かつて人権派の法律家だった人の身内が犯罪被害にあった。

それまで、犯罪者の権利を弁護していたが、いざ犯罪被害者になると、被害者のほうが法的に保護されていないことに気付いたという。

そうだ。今の司法は、価値観が転倒している。

罪を犯した人間に甘い顔をすることは、他の犯罪者に対して誘惑の餌を投げていることに等しい。

サルを保護すればサルは増える。犯罪者を保護すれば、犯罪者は増えるのだ。

犯罪の証明が不十分で、冤罪になりそうな被告を守るというなら法律家の仕事も理解できるが、相手が人を殺したことが明らかであり、自分も認めているような人間に対して、法律を越えて弁護するなんてのは、社会の崩壊を助けているのも同然である。

だから、私は死刑廃止運動をやっている社民党の党首の福島弁護士とか、亀井議員とかの気持ちが理解できない。

殺人を犯した人間の命をどうして守らねばならないのか???

刑罰が、犯した罪の大きさに比例しなくてもいいということは、「我らの社会は、遵法的市民よりも犯罪者のほうが大切だと考えています」と宣言しているようなものじゃないか。

ものごとはバランスが大切だ。

日本政府は世界の「死刑廃止」の潮流に飲まれずに、しっかりと善人を守ってもらいたい。

 

 

2004年12月9日

 

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