ユーロは崩壊するのか?
読売新聞だったか、こういう解説があった。
ギリシアが破局したのは、通貨がユーロだったからだと。
政府が借金を積み上げると、通常、信用が下がって通貨が下落する。ユーロ加盟前だと、ドラクマが下落する。
ドラクマが下がると、輸出が有利になるので外貨を稼げる。それで負債を軽減できる。
しかし、ユーロは、自国の問題と連動しないので、借金がつみあがっても、変動しない。
通貨が下がらないので、軽減作用がなく、重圧が積もりに積もって破綻する。
異なる国家が同一通貨を使うことには無理があるようだ。
他の加盟国も、ユーロからの撤退を開始するかもしれない。
そうすれば、ユーロ不信になり、ユーロの大暴落が始まる。
ヨーロッパでバベルの塔が崩壊してくれれば、東アジア共同体なるものも実現しなくなる。
そうすれば、世界統一政府計画も頓挫。
そもそもバベルの塔なるものが成功したためしはない。
2010年4月23日
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