約束から目を離すな


この世界は、サタンに完全に騙されており、新興宗教が大流行りです。

しかし、世界はキリストの御国なので、心配する必要はまったくありません。

目の前の現実は仮想現実であり、本当の支配者は背後にいます。

ディスペンセーショナリズムは、「ポスト・ミレはもっと現実的になれ」といいますが、聖書は「(いわゆる)現実的になるな」と教えています。
世界は約束を中心に成立しています。

約束とは、契約です。

世界は、アブラハム契約そして、その成就型としてのキリスト契約に基づいて成立しています。
つまり、すべてはキリストによって法的に完成され、聖められ(コロサイ1・20)、支配されている、ということです。

どんなに悪魔がこれみよがしに我々にその勢力を見せ付けても、キリストの支配を覆すことは絶対にできません。

というよりも、悪魔は十字架において完全に法的に敗北しています。

我々は、その法的な敗北が実際化するように戦うべきなのです。

敵は、敗北が決定し、占領下にある国のようです。
残党がまだ残ってゲリラ活動をしています。

しかし、法的にすでに我々は占領しているのであり、正式に世界はキリストの支配下に入ったのですから、必ず我々が戦えば勝ちます。

では、なぜキリスト教は退潮なのでしょうか。それは、戦わないからです。戦わない神学(ディスペンセーショナリズム)を敵は流行らせた。

カルヴァン主義の教派でも、セオノミーは受け入れても、ポスト・ミレにはなかなか変わらない。

ハル・リンゼイなどの強烈な影響があるからです。

我々クリスチャンの思考方法とは、「周りの現実を見ないで、約束を見る」という生き方です。

サタンは常に「周りの現実を見ろ。約束を見るな」と誘惑してきます。

 

 

2008年7月14日

 

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