原爆投下は人体実験であった
http://www.youtube.com/watch?v=hDN9DyejB0E
広島の原爆は、人々の不意をついて行われたので甚大な被害を生じた。
当日、7時9分に広島上空で大型の敵機三機が目撃され、空襲警報が鳴ったが、東に向けて通り過ぎたので解除になった。
岡山市の防空日誌によると、「児島半島(広島の東、岡山にある)を旋回中の敵機は、進路を西に向け、広島県に侵入」とある。
つまり、人々が防空壕から出たころを見計らって戻ったということだ。
その通り過ぎた敵機が他の機である可能性はない。
なぜならば、米国側の記録によると、米軍は、投下前4時間から投下後6時間、エノラ・ゲイの戦隊以外の航空機の広島市80km以内の飛行を一切禁止していたから。
詳細な飛行ルートを聞くために、取材陣がエノラ・ゲイの乗組員で唯一の生き残りのアメリカ人に話を聞くと、旋回なしにまっすぐに広島に向かったとの答えだった。
確認するために、彼がつけた飛行記録で見せてもらった。
しかし、なぜか四国の南方に達してから広島までの間の記録がない。
「自分の位置がわかっていたからつける必要がなかった」と。
しかし、食い下がる取材クルーに彼は最後に「あなたがたは詳細なルートを知ろうとしているが無駄だ」といった。
原爆は人体実験であった。
空襲警報によって人々が防空壕に入ると、その目的が達成されないので、警戒を解くために、一度素通りして、戻ってきたのだ。
こういう人類史上類を見ない無差別大量虐殺、しかも、それを科学調査の目的で行った国がどうして裁かれないわけがあろうか。
2010年7月18日
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