新しい福音書が出てきた?


>今しがた、CS放送で「失われた福音書」を見ました。
>新約聖書以外にも多数、福音書があるそうですがそれの真偽について今でも物議しているらしいですね。
>例えばマグタラのマリアにイエスが彼女だけに天の国への秘密を教えた
>ペトロがイエス復活の現場を目撃した様子など新約で記されていない事を広めたらキリスト教の根幹に影
>響があると騒いでいますがそんなに重要な事でしょうか?
>先生の記事で以前、ユダの福音書についてチラッと書いてあった事を思い出すと神の言葉が何世紀も埋
>もれているなんておかしいと言ってたと記憶しています、間違っていたならすいません、

2000年間もご自身の教会(=花嫁)を御言葉なしですごさせるなどということを神がなさるとしたらそれは、インチキ神です。

以前、私の父親から、仏教の葬式で、お坊さんがとんでもないことを言ったと聞きました。

そのお坊さんの宗派は、他の宗派とはまったく違う最高の宗派だそうで、その根拠についてこう述べたそうです。

「釈迦は、何十年にもわたってお弟子さんを教えてこられ、最後にこう言われた。

『今までのは全部嘘だ。これから本当のことを語る。』と。

そして、語った言葉が我々の宗派の教えだったのです。」

これって、とんでもないことです。

もし、釈迦がそのような教祖であるならば、信じるに値しない。何十年も嘘をつき続けて、最後に本当のことを言う?そんな人が身近にいたら誰が信じますか。

今福音書が出てきたとか、本当の福音書はこれだとかいう人々は実質的に神やイエスはこのようなお方だ、と言っている。

「2000年私はこう述べてきたが、嘘だ。実際はこの新しく発見された福音書に書かれているのが本当だよ」と。

聖書では、「神は変わることがない。」と述べている。

一度発した言葉を変えることは絶対にない。

神は、そのようなお方であるならば、今ごろになって「真理が出てきた」などということがあるはずがない。

神は御民に対して「起こることを前もって示す」方です。

預言者とは、神の誠実を現している。

新しい啓示とか、新しい福音書とかは、すべて例外なくサタンが撒き散らしたものです。

かく乱させるために送り込むものです。

神は我々に聖書の中にすべて必要なことを記しておられる。

だから、すべての啓示、自然啓示は、聖書のチェックを受けるべきです。

仮に誰かが「神からこのように示されました」と言うならば、それが聖書に外れていないか、聖書と調和しているか、をチェックしなければならない。

聖書は、「イエスの直接の目撃者の証言」だからです。

律法では、「直接の目撃者が2,3人いなければ判決を下してはならない」とあります。

証言が一致してはじめて証拠になる。

だから、イエスは奇跡を行われる際に必ず二三人のお弟子を連れていった。

目撃させて、そして、証言させるためです。

新約聖書は、このような証言者による証言なのです。

だから、このような証言者による証言でない新しい教えなどというものは、神から絶対に出ていない。

我々が示されたことでも、聖書と調和している場合だけ受け入れるべきで、聖書と矛盾している場合には、受け入れてはならない。

最近、本当に多くの人が迷い出て異端になった。

私の友人の中にすら「聖書が本当に神の言葉なのか」疑う人も出てきた。

非常に悪い時代だと思います。

 

 

2009年12月13日

 

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