さばくな、さばかれないために
考えてみれば、怖いことである。
誰でも何らかの違法行為をしているわけだ。制限速度オーバーなんて誰でもしている。
こういった微罪を糸口に逮捕され、内部をあらいざらい調べられたら、一般世論からみて非難に値することは恐らく誰にでも1つか2つは出てくるだろう。
だから、国家権力の暴走を防ぐためにも、マスコミは、捜査の尻馬に乗って、問題を針小棒大に扱うのをやめてほしい。
先のライブドアのメール内容の公表、差出人の許可を得ないで放送したのは、憲法21条ほか信書の秘密の暴露にあたる行為だ。
こんな違法行為をやりながら、個人や企業の罪をこれだけあおりたて、罪人にまつりあげているマスコミは、いずれ自分も同じことをやられることを覚悟すべきだ。
「さばくな、さばかれないために。」
2006年1月29日
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