進化論者は宗教家である


進化論が間違いであるのは、このHPにおいて何度も主張してきたが、確率的に不可能だからだ。

生物の体はたんぱく質などからできている。ある反応に必要なたんぱく質がピンポイントで偶然に獲得できる確率の分母は天文学的数字になるので、ありえないのである。

たんぱく質は20種類のアミノ酸100個以上からできている。つまり、もっとも小さなたんぱく質でも100個アミノ酸がなければならないのである。

さて、たんぱく質1個が偶然にピンポイントで出現するのを期待するのを分かりやすく説明するために、一つのスロットマシンを想定しよう。回転するドラムの上に記されたスイカとかチェリーとか絵柄が20あるとする。絵柄が出る窓の数(回転ドラムの数)は普通3つだと思うが、100個あるとする。当たりの絵柄は1通りしかない。

さて、このスロットマシンで当たりを得るのにどのくらいの年月がかかると思われるだろうか。

通常スロットマシンは、1つのドラムに記されている絵柄の数がおそらく15個ぐらいだろう(正確な数字教えてください)。回転するドラムの数は3つだとすると、ドラム1つについて15通りの出方があるから、確率は15分の1。それが3つあるから、特定の並び方1つを偶然に得る確率は15の3乗(約3300)分の1だ。当たりの並び方はいろいろあるから、確率はもっと高くなる。商売として成り立つには最低でも30回に1回くらい当たらないとだめじゃないんだろうか?

回転ドラムの数が100個あり、絵柄が20個、当たりの並び方1個のスロットマシンなど誰がやりたがるだろう。

100人を並ばせて同時に1秒に1回ボタンを押させても、10の123乗年かかる。

たんぱく質1個偶然に獲得するだけでもこれだけの時間がかかるなら、もう進化なんて絶対にありえない。たとえ試行錯誤する個体数が無数個あったとしても、みなが同一のたんぱく質を獲得しようとしているとは限らない。

もちろん、アミノ酸同士の特定の並びやすさというものはあるだろうが、その並びやすさが進化に有利に働くかどうかも偶然なのだから、確率が目立って高くなることは期待できないだろう。

生物において、光合成や血液凝固、免疫機能、視覚を成立させるための化学変化に非常に多数の特定たんぱく質が必要だ。このようなたんぱく質が偶然に得られて光合成や血液凝固が成立したなんてとてもではないが信じられない。

進化論を信じている人は、奇蹟を受け入れる宗教家なのだ。

 

 

2004年4月29日

 

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