再建主義の宗教右派指導者への影響3


1994年9月、クリスチャン同盟全国大会の基調演説において、D・ジェームズ・ケネディ師は、「本当のクリスチャンの市民権」とは、「神の副官として万物を統治する」ために、社会活動に積極的に関わることも含まれている、と述べた。

1995年2月に社会学者兼ジャーナリストサラ・ダイアモンドは、このケネディの発言を「再建主義者の主張のオウム返し」と報じた。

キリスト教右派で増大しつつある政治的なトレンドを表現するのに「dominionism(統治主義)」という言葉を用い、流行らせたのは、ほかでもないサラ・ダイアモンドである。…ダイアモンドは、キリスト教再建主義という小さな神学的な運動がどのようにして「統治主義」の概念を、キリスト教右派というより大きく・多様な社会的/政治的運動に導入することに成功したかについて注意深く論じた。

統治主義は、プロテスタントのキリスト教福音主義者と根本主義者の間で一つのトレンドになった。彼らは、市民社会の政治活動に積極的に参加するだけではなく、神からの使命として政治的な過程において優位を占めることを目指している。

統治主義の高度に政治的な概念は、創世記1章26節に基づいている。

「そして神は、『われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。』と仰せられた。」

(The Christian Right, Dominionism, and Theocracy - Part One By Chip Berlet)

http://www.talk2action.org/story/2005/11/28/172929/14

 

 

2005年12月3日

 

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