進化論を信じるよりも創造を信じるほうがはるかに科学的
光合成は光化学反応とカルビン回路の2つの段階に大別される。
光化学反応は光エネルギーからNADPHとATPを合成する過程で、カルビン回路はNADPHとATPを使ってCO2とH2Oから糖を合成する過程である。
光合成進化の過程で、光化学反応だけが成立してもだめで、カルビン回路だけが成立してもだめなわけだ。
光化学反応だけが成立して、NADPHとATPができても、カルビン回路がなければ、糖は合成されない。
カルビン回路だけができても、光化学反応によりNADPHとATPがなければ糖の合成は進まない。
つまり、両方同時に存在していなければ、光合成の機能は無用である。無用ということは、その機能は退化するはずである。
だから、光合成進化は、一挙にこの2つのシステムが同時に成立しなければならない。
そんなこと可能だろうか?
2つ同時に?1つだけでも難しいのに。
カルビン回路だけを見よう。次の図は、この回路の全過程である。
http://www.millnm.net/qanda3/Calvin_cycle.jpg
この反応は、次を含む13種類の酵素によって進むという。
リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ (RubisCO)
ホスホグリセレートキナーゼ
グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ
グリセルアルデヒド-3-リン酸:セドヘプツロース7-リン酸トランスケトラーゼ
トリオースリン酸イソメラーゼ
グリセルアルデヒド-3-リン酸:ジヒドロキシアセトンリン酸アルドラーゼ
グリセルアルデヒド-3-リン酸フルクトース-6-リン酸トランスケトラーゼ
ジヒドロキシアセトンリン酸:エリトロース-4-リン酸アルドラーゼ
セドヘプツロースビスホスファターゼ
リボース-5-リン酸イソメラーゼ
キシルロース-5-リン酸エピメラーゼ
5-ホスホリブロキナーゼ
2009年6月21日
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