牧師や伝道師など御言葉の責任を負っている人々を軽々に批判するな
日本人の福音派によく見るが、牧師とか神学生とかに対して「育ててやる」みたいな態度を取る人間がいる。
とんでもない。
個人的な体験からも分かるが、旧約時代、神に油注がれている王や祭司、預言者という重責を担っている人間に対して無礼なことや、傲慢な態度を取る人間にはろくなことが起きない。
預言者エリシャを「はげ頭よ、上れ!はげ頭よ、上れ!」とはやしたてた子供たちが熊に襲われてその場において死んだ。
ダビデは王であるサウルに対して絶対に自ら手を下そうとはしなかった。神を恐れたからである。
油注がれた人間に対して無礼を働く人間は異邦人である。
神を知らない。神の恐ろしさを知らない。
私は、無知だった時代に牧師に対してしたあることを、まったく同じ形で他の人から返された。
我々はすべてのことにおいて責任を取らされる。
とくに、牧師や伝道師など御言葉の責任を負っている人々に対しては注意したほうがよい。
よっぽどのことがない限り、彼らを責めたり、軽々しく批判すべきではない。
自分に同じことが返ってくるから。
「長老に対する訴えは、ふたりか三人の証人がなければ、受理してはいけません。」(1テモテ5・19)
2008年7月3日
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