聖書の暗号は異端である
今福音派のクリスチャンは、2つの大きな異端的考えに惑わされている。
1つは、切迫終末論。これはこのサイトで何度も説明したとおりだ。聖書的根拠がまったくない。
もう一つは、聖書の暗号だ。
あるサイトによれば、まもなくオバマが暗殺され、ヒラリー・クリントンが大統領になるそうだ。(*)
聖書にそんなことが書いてあるのか?これを唱えたドロズニンによると、聖書には暗号が隠されており、コンピュータープログラムで解読されるという。
もしそのようなことが聖書にどのような形であれ書いてあるとすれば、コンピュータのなかった2000年間世々のクリスチャンたちは真理を知らされてこなかったということになる。
また、聖書はイエスを証言するための書物である(ヨハネ5・39)。つまり、イエスがキリストであり、救い主であることを示すためのものである。ダイアナの暗殺も予言されているというが、それがイエスの証言とどう関係するのか。
聖書の暗号は、聖書をノストラダムスの予言本と同列に置く冒涜である。
クリスチャンは絶対にこのようなものに関わってはならない。
(*)
オバマの暗殺はあるかもしれない。
グローバリストは、まず本命を副大統領に据えて、その後で大統領を暗殺し、政権を奪取することをしてきた。
レーガンは、もともと大ブッシュの飾りに過ぎなかった。本来なら1981年の暗殺が成功して、大ブッシュが政権を引き継ぐ計画だったが失敗した。
1900年の大統領選挙戦において、マッキンレーは、グローバリストの圧力により副大統領にスカル・アンド・ボーンズであるセオドア・ルーズベルトを任命した。しかし、1901年の任命式からわずか数ヶ月後に暗殺されてしまう。
この方法は、民主的な方法によらずに大統領を決定するための方便として利用されてきた。
2009年2月21日
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