クリスチャン出版社が生き残る唯一の道は?


私が記事を書いたことのある、ある有名なクリスチャンの雑誌が休刊になるそうだ。

時代は変わった。それに対応できなければ、やっていけなくなる。

今クリスチャンは行くべき教会がないため、途方にくれている。

予想したとおりの事態になった。

ディスペンセーショナリズムによって破壊された。

ディスペンセーショナリズムがどのように破壊したか。

聖書の間違った写本に基づく翻訳の流布、切迫終末論、無律法主義、現世諦観主義、相対主義。。。

おおもとは、この世を捨てたことだ。

イエスは、「この世の富に忠実であれ」と言われた。この世の富をどれだけ神に忠実に管理し、運用したかによって、永遠の富が変わる。

聖書には、この世を捨てろなどという教えはない。

この世は、クリスチャンによって統治されなければならない。

「地を従えよ」との命令を成就しなければならない。

しかし、1830年頃に現れたディスペンセーショナリズムの教えが教会に侵入し、「再臨が近い。この世は過ぎ去る。この世にかかわるな」という教えに毒された。

当然のことだが、クリスチャンは未来の準備ができなくなる。子供の教育などについて、この終末論ではやっていけない。

「もうすぐ終わるのに子供の教育?そんなことやるより、世の終わりを一人でも多くの人に知らせるべきだ」ということになる。

実際、私はビリー・グラハム大会で、ビリー・グラハムがこう言うのを聞いた。

「再臨が近い!今は、牧師よりも伝道師が必要な時代です!」と。

クリスチャンを根無し草にすること。

これがディスペンセーショナリズムを広めたサタンの目的だった。

ディスペンセーショナリズムを信じるクリスチャンのミニストリが自滅するのは当然なのだ。

なぜならば、敵が植えつけた教えだから。

ロックマン財団は、現代語訳聖書の翻訳において、プレ・ミレを基準に訳したと公表している。

つまり、これらの翻訳を読むクリスチャンを浮き足立たせる計画だったのだ。

ハルマゲドンを信じることによって、クリスチャンは、未来を設計することができなくなった。

サタンは、まんまとクリスチャンの総洗脳化に成功した。

ディスペンセーショナリズムの終末論を信じる限り、クリスチャンの事業は破局する。

クリスチャン出版社が生き残る唯一の道は、ディスペンセーショナリズムを捨て、オーソドックスな信仰に帰ることだ。

 

 

2009年11月10日

 

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