クリスチャン家庭は世界統治の基礎である
古来、支配者側に回る人間と、被支配者側に回る人間との間にははっきりとした「差」がある。
被支配者側に回る人間は時給1000円程度で働き、支配者側に回る人間は一時間で数十億、数百億を稼ぐことができる人間である。
神は、アダムに「支配せよ」と言われた。
ということは、アダムに対して「一時間に数十億、数百億を稼ぐ人間の部類に属しなさい」ということと同意である。
地球にはそれよりももっと多くの富があるので、一時間に数兆円を稼ぐことも可能であれば、神はアダムに対してそのような財力を持たせることを計画しておられたのである。
しかし、アダムは反逆した。そのため、一時間に数兆円の財力が藻屑と消えた。
神は、計画を切り替えられた。
アダムが失敗者になったので、アダムに代わる人間を支配者として任命することにした。それがキリストである。
キリストは、アダムの失敗を克服し、すべての戒めを守ることによって、王としての地位を回復された。
「わたしには天地における一切の権威が与えられています」と宣言された。
キリストは世界の王である。
キリストには、「一時間数兆円」の収入を得られる力が与えられた。
クリスチャンは、キリストの体である。我々は互いに一つの体の部分である。
だから、クリスチャンには「一時間数兆円」の収入を得られる道が開かれている。
信仰によって、これらの富は我々のものになる。
しかし、信仰がなければ、時給1000円程度の被支配者並みの収入しか得られない。
キリストが昇天されてから2千年もたつのにクリスチャンが被支配者並みの収入しか得られていないというのは、信仰が欠如していたからだ。
信仰がしっかりしていれば、マルクス主義の攻撃を防ぐことができたはずだ。そして、今ごろ全世界の政体はすべてクリスチャンによって占められていただろう。
しかし、クリスチャンは信仰において失敗した。
進化論を信じ、聖書を疑った。信仰がガタガタになり、世界において「聖書を丸ごと信じる信仰者」が激減した。そのため、本来受けられる力を受けることができなくなり、クリスチャンは経済的に被支配者階級に貶められた。
マルクス主義は、この傾向を助長した。
今日の世界を実質的に支配しているマルクス主義は、神の国破壊のために作られたサタン思想である。
聖書において、支配権はアダム個人に与えられた。世界支配のために、アダムにはエバが与えられた。つまり、家庭こそ世界支配の基礎である。
アダムとエバは、世界支配を拡大するために、子供に、王になるための訓練を施し、彼に財産を相続させなければならなかった。
神の御心は、クリスチャン家庭が聖書に基づいてキリストを王とする御国を全世界に広め、世界のすべての政体が聖書に従う政体になることである。
サタンはマルクスを通じて、クリスチャン家庭を破壊しようともくろんだ。
財産を国有化するために相続税をはじめとする多額の納税を義務付けた。
3代で家庭の財政が崩壊するシステムを作り上げた。
公教育を広めることによって、クリスチャンが自分の子弟に帝王学を学ばせる機会を奪った。
クリスチャンをノンクリスチャン化するために、義務教育制度を広めた。
「えっ?そんなことマルクスは狙ったのでしょうか?」と尋ねるだろうか。彼の著作を読みたまえ。
国家に権力と富を集中させる本当の目的は、「神の国破壊」にある。
クリスチャンから王権を奪うことである。
クリスチャンによらず、ノンクリスチャンに世界を支配させることによって、サタンは、自分の意思を実現させようとした。
つまり、世界を戦争と悲惨と貧困と堕落に貶めるようとした。
サタンは、世界の富を自分の意思を実現するのに忠実な者たちに与えた。
合衆国の紙幣を刷っているのは、少数の銀行家による私企業「連邦準備制度」である。この私企業は、金などのいかなる裏打ちもないままに勝手に紙幣を印刷でき、それを合衆国政府に与え、そこから収入を得ている。
つまり、何も生み出さずに、労働・生産せずに、巨額の収入を得ているのである。
この銀行家たちは、世界に戦争と革命を起こしてきたある団体を形成している。彼らが目指すのは、世界統一政府である。
日本を徹底的な敗戦に追い込んだ張本人である尾崎秀実をはじめとする共産主義者たちは、ソ連と密接な関係があり、ソ連はこの団体と密接な関係があった。
彼らを動かしているのはバベルの塔と同じ霊である。つまり、神に逆らい、人間だけで理想郷を作ろうとの野望の霊である。しかし、神を除外して作られた理想郷は、逆に地獄になる。
ソ連や中国の歴史を見よ。人間王国は、地獄である。
我々は、今日の世界を支配している国家主義の起源を見極めなければならない。
家族から富と権力を奪い、国家に吸収するシステムは、悪魔のシステムである。
本当のシステムとは、聖書にあるとおり、キリストとクリスチャンを中心とし、聖書によって運営されたシステムである。
世界がこのシステムに変わるときに、真に平和と愛と秩序と義が並立する世界が現れるだろう。
2007年6月24日
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