メタボ健診義務化は独裁への一里塚
(1)
メタボ健診が平成20年4月から始まります。メタボ健診とは、後期高齢者医療制度をはじめとする厚生労働省の医療制度改革の一環としてスタートするもので、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の概念を応用した特定健康診査・保険指導の事です。メタボ健診の対象となるのは、40歳から74歳までの方で、国民健康保険や組合健康保険などの医療保険を運営する保険者は、メタボ健診を加入者に受けさせることが義務化されます。
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国が国民に健康を義務付ける。
まさに独裁国家の始まりだ。ヒトラーは、国民に健康を強制した。
健康になるか、不健康になるかは、個人の責任であって、国家が関与する問題ではない。
「でも、健康になることはよいことだし、クリスチャンは賛成すべきでは?」という人がいるかもしれない。
誤解しないで欲しい。健康になることが悪いとか、そういう義務が我々にないということではない。
国家がなぜそれを要求できるのか?ということだ。
神であれば我々に対して主権者であるから要求できる。そういった資格がある。
しかし、国家は我々の創造者でもなければ、我々の養育者でもない。
国家が我々の教育に金を出し、教養を積ませ、技能を高め、有能な職業人として育てる教育制度も同じように、越権である。
我々の人生は、国家のためにあるのではない。
神のためにある。
国家が神の代わりとなって我々を育て、命令することは許されない。
我々クリスチャンは、このような神の代役をやろうとする背後に誰がいるか見抜かねばならない。
もちろん、サタンである。
サタンは神の代わりになり、礼拝されることを願っている。
全被造物を自分の手中に収め、その上に君臨することを願っている。
サタンは、自分に魂を売る人々を通じて、世界の横領のために活動している。
「シートベルトをしてください。私はあなたのことを心配しているのです。」とやさしい声をかけ、保護者面をして、最後に引っ張っていくところは地獄である。
騙されてはならない。
(2)
進化論は、本当の神を見せないために作られたサタンの騙しである。
サタンは、進化論を吹き込むことにより、世界が神に創造されたのでも、人間が神に直接創造されたのでもないと信じさせようとしている。
それによって、人間が神から離れ、無神論者ヒューマニストになることが狙いだ。
無神論というのは、サタンの暫定的な立場であり、最終的にはサタン崇拝に持っていくのが狙いである。
(3)
聖書に基づかない教え、聖書から論証できない教えは、「最終的にキリストを捨てさせる」という目的という点で共通している。
自然主義神学にしろ、バルトにしろ、ディスペンセーショナリズムにしろ、フルプレテリズムにしろ、ワンネス神学にしろ、最後に連れていかれるところは、背教である。
自分といっしょに我々を地獄に引きずり込むのが目的だ。
どんなに人間的に正しいように思えたとしても、聖書に違反するならば、それは地獄への手引きである。
聖書の検証に耐えられないような教えは捨てるべきだ。
死んでからでは遅い。生きている間に聖書信仰に立ち返るべきだ。
2008年3月16日
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