日本は永遠の楽園として十部族に選ばれたのでは?


目が覚めたので、思いついたことを一つ。

バビロン捕囚後、なぜ10部族のユダヤ人はパレスチナに帰らなかったのか。明らかに何らかの御心があったはずだ。主の導きがあったのだろう。

だから、この問題を軽々しく扱ってはならない。無視することも許されない。

彼らは、赦された民であった。

なぜならば、裁きはバビロンにおける70年の隷属によって終了したからである。

ペルシャのクロス王は、彼らの解放を宣言した。

だから、10部族のユダヤ人がパレスチナに帰国しなかったのは、けっして裁きではなかった。

彼らは赦された民であった。

ということは、彼らが異邦人の海の中に離散したことはなかったのではないだろうか。

もちろん、異邦人の中に入っていった少数のグループもあるだろう。

ミャンマーのカレン族などその例である。中国にもユダヤ人のグループがある。

聖書的象徴学において、異邦人は海であり、その海の中に散らされることは、ノアの箱舟の話のように、水の中で滅ぶことを意味する。

赦されたイスラエルはけっして滅びない。

だから、彼らは一つところにまとまって移住したに違いない。では、その地とはどこだろうか。

日本ではないだろうか。

日本は、海に囲まれた天然の要塞である。

自然が豊かで、水が豊富にある。

先日、羽黒山に登ったのだが、その美しい杉林は日本の山林によくあるように、湿度が高かった。

まさにエデンの園が潤っていたということを思い出させる風景である。

審判が終わって赦されたユダヤ人が行くべき場所、つまり、この地上の天国、楽園が日本であった可能性がある。

ヨーロッパ人が世界を探求しはじめ、コロンブスが世界に乗り出そうとしたとき、彼は、ジパングにたどり着こうとした。

乗組員にヘブライ語のできる人間(ルイス・デ・トーレス)を採用したのは、地球の裏側に行けば失われた十部族がいるはずだと考えたからである。

そして、アメリカについたときに、彼は自分が極東についたと考えていた。オリノコ川を見た彼が、「この川はエデンの園から流れているはずだ」と言ったという(The International Standard Bible Encyclopedia, 1915)。ということは、彼は極東にエデンの園があると信じていたのだ。

世界の様々な伝説が、日本のある場所に楽園があると述べている。

十部族は、日本列島を永遠の平和の地として選びまとまって移住したのではないだろうか。

コロンブスと日本

 

2007年8月4日

 

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