昨年御柱祭というものを見学に長野の諏訪に行った。

諏訪大社の行事であるが、この諏訪大社の神主の家に生まれたKさんは、実はクリスチャンなのである。

非常にエネルギッシュな女性で、貿易会社を経営されている。家において自分の父母夫婦の会話の内容は、いつも聖書と神道の類似点についてだったという。

さらに不思議なことに、諏訪大社の上社のほうに関係する、ミサクチ信仰（アブラハムのイサク献上とそっくりな儀式御頭祭を行う）を2000年以上守り続けてきた物部守谷の現在の当主（女性）も、クリスチャンだ。

これほど神道とキリスト教の密接なかかわりあいを、はたして偶然と片付けることができるだろうか。

2005年5月24日