人間だけでやろうとすると束縛の地獄が待っている
大きな誤解がある。再建主義が人々の自由を束縛するかのように考えている人々に言う。
違う。再建主義は、むしろ、我々が当然受け取れるものを受け取るためのシステムを提案しているのだ。
このような大きな誤解の根源にある誤解とは、「人間だけでやれば、自由になれる」だ。
人間だけでやり、神の束縛、法から自由になれば、人間は本当に自由になるというのは、サタンの究極のウソである。
エデンの園において、サタンはこの約束をした。しかし、約束と現実は正反対であった。アダムはみじめな状態に落とされた。
神からの自由は、人間による束縛である。
神から自由になった瞬間にサタンの奴隷、そして、人間による束縛が待っている。
人類はこのまやかしのユートピアに騙されてきた。
本当の自由は神とその法しか与えられない。
共産主義は人間だけの理想郷を提唱したが、実際に生まれたのはがんじがらめの束縛であった。
人間だけでやると、サタンの罠にはまるから結局束縛しかない。不自由の霊に憑依される以外にない。
人間だけによる理想世界の幻想を捨て、人類が造り主のもとに帰るときにはじめて世界は自由になる。
単純に考えるべきではない。真実はしばしば逆説的だ。
2008年2月25日
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