(1)
イルミナティは、元イエズス会士アダムズ・ワイズハウプトによって創立された。
http://www.gameou.com/~rendaico/seito_palesutina_yudayaginmondai_iluminatyco_history.htm
イエズス会は、グノーシス思想と密接なつながりがある。
イエズス会の創立者イグナチウス・ロヨラは、スペインの秘密結社ロス・アランブラドス(Los Alumbrados)のメンバーであった。ロス・アランブラドスは「啓蒙された人々(the enlightened ones)」という意味である。このalumbradosは、英語に文字通り訳せばIlluminatedである。フランスにおけるアランブラドスは、lluminesと呼ばれた。
アランブラドスは、15−16世紀のスペインにおいてキリスト教の神秘主義者を示す言葉であった。 歴史家マルセリノ・メネンデス・イ・ペラヨは、アランブラドスの起源が初期のキリスト教において異端とされたグノーシス思想にあると述べている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alumbrados
グノーシス思想において、イルミネーション(啓蒙illumination)は重要な意味を持ち、(キリストの贖罪によるのではなく)真の神に到達できる方法である。
ここから、我々は、グノーシス―アランブラドス―イグナチウス・デ・ロヨラ―イエズス会の流れを見ることができる。
http://www.millnm.net/qanda3/219fntW5s2G86966.htm
それゆえ、現代世界を支配するアメリカ、そして、そのアメリカを支配するCFR=イルミナティの運動とは、グノーシス思想の運動である。
アメリカは、クリスチャンの国ではない。それは、グノーシスの国だ。
グノーシスとは、初期キリスト教における異端思想。
初代のクリスチャンは、グノーシスと戦った。
現代のクリスチャンは、アメリカ、そして、イルミナティの機関である国連が広めるグノーシスと戦わねばならない。
(2)
デカルトの認識論革命は、キリスト教の認識論に対するアンチテーゼである。
デカルトの認識論の土台は、「自分の理性」にある。
キリスト教の認識論の土台は、聖書啓示にある。
「理性対聖書」と聞くと、現代人は「科学対迷信」という図式を思い浮かべる。
洗脳されているからだ。
現代の文明の基礎を築き上げた一つの重要な要素であるキリスト教、聖書を、迷信や非科学・反文明と結びつける洗脳教育に犯されてきたからだ。
深く思考しないと騙される。
(3)
歴史は、聖書的キリスト教対グノーシス思想という対立軸を中心として推移している。
それは、もとを正せば、エデンの園における「神とサタン」の対立にさかのぼる。
聖書的キリスト教は、聖書啓示を究極的権威とするが、グノーシス思想においてそれは「人間理性」である。
我々の教育制度は、グノーシスの流れに属するから、敵の教育制度において訓練されてきたと言える。
「敵に訓練された」人間が敵に対して攻撃できるはずがない。
敵に訓練されるとは、無能化されることを意味する。
クリスチャンが子弟の教育を敵にゆだねることは、自殺を意味する。
もちろん、すべてがすべて嘘だというわけではない。
神は抑制の恵みをきかせておられるので、敵の教育の中でも真理を学ぶことはできる。
しかし、総合的にみて、我々は学校教育を通じて敵に洗脳されてきた。
洗脳から脱却するには、自覚的に自分で調べ、自分を再教育する以外にはない。
我々は、運動を始める前に、まずこれをしなければならない。
洗脳を解いて、新しく聖書を土台として知識を組み替えることをまず行わねばならない。