客を選んで何が悪い?


小樽で銭湯の経営者がロシア人水夫の無作法に業を煮やして、外国人お断りの札をかかげたことが問題化した。

「外国人」全体を拒絶することは、人種差別だと外国人は騒いでいる。日本にあるその種の看板は日本人が人種差別主義者であることの証拠だと。

しかし、考えていただきたい。

どの会社・組織でも、人物を見て採用を決める。不適切な人物を選考すると後で困ったことになるし、戦力になるよりもむしろ会社に害を与えるからだ。

どうして店舗がこれを行って悪いのだろうか。

「外国人」だから?

違う。なぜならば、どの店でも、客が入ることを歓迎するからだ。客が入れば入るほど、儲かるからできるだけ多くの人を迎えたいはずだ。

それなのに、なぜ外国人を拒絶するのだろうか。もちろん、害があるからだ。

客を店に入れて、かえって営業の妨げになるならば、拒絶するのは当然だ。

会社の経営者に誰を採用するか選択の自由があるのと同様に、店舗経営者にも、客を選ぶ自由がある。

人種や性別で、正当な理由なく選別することは間違いだが、しかるべき理由があるならば、我々には誰を選ぶか権利がある。

私はフリーで翻訳をしているが、金払いが悪いとかずるいことをする会社とは付き合わない。客を選んでいる。

どの会社でも、同じように客を選ぶだろう。

今の「人種差別反対運動」は、異常である。何でも区別とか差別に反対する。しまいには、ホモを教会から追い出した牧師を有罪とすることまで行われている。

反人種差別主義は、一つの策略である。

「平等」「人種差別反対」の美名のもとに、社会から区別を撤廃し、均一化し、総合的に社会を堕落させようとするサタンの陰謀である。

 

 

2009年3月21日

 

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