国民も舐められたものだ
誰が造反復党組に投票するのだろうか。
あんなに郵政民営化に反対したんだ。政治生命をかけると言って。
なぜ節を曲げて戻ろうとするのだろうか。
国民は舐められているのである。
この国の選挙民は、「力に屈して節を曲げてもいい、長いものに巻かれろ、理念よりも現実だ」と考える人間も受け入れてくれる「節操のない政治くらげ」だと、自民党も復党組も考えているからだ。
たしかにこれだけの侮辱を受けても、国民の反応はいま一つ。アンケートによると、この問題については関心がない人が多い。
私は、選挙ポスターのまなじりを決した顔が嫌いだ。偽善のにおいがするので。
決意表明を聞き飽きた。どんなに理論をぶちあげても、復党を迫られるとホイホイ戻ってくる程度の理論なのである。
本当に日本のことを心配しているなら、それを貫いてくれ。議員になるかならんかは、その次だ。
2006年11月27日
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