おそらく、神の近未来のご計画は、各国において、聖書信仰のクリスチャンが政治に参加するか、政治に参加する足がかりとなる家庭教育を成長させるか、であろう。

これまでの神のご計画の第一段階は、ラッシュドゥーニーやゲイリー・ノース、ゲイリー・デマー、グレッグ・バーンセンなどの先駆者、創設者をアメリカにおいて生み出すことであった。

第二段階は、世界の各国に、彼らの書物を読んで影響を受け、その国において改革の土台を築く人を生み出すということであった。

私がラッシュドゥーニーの書物と出会うのとほぼ同じ時期に、ブルガリアや南アフリカ、フィリピンなどで、彼の書物を翻訳したり、内容を伝えたりする人々が起こされた。

第三段階は、おそらく、これらの人々の翻訳や伝道によって影響された人々が、具体的にホームスクーリングや実践を通じて、各分野において聖書に基づく改革を実行することである。

第四段階は、おそらく、ホームスクーリングで教育された人々が成人し、聖書的原理に基づいて、政界に乗り込むことである。

第五段階は、おそらく、政治の世界を頂点として、各分野においてクリスチャンがリーダーシップを取り、この世界を聖書的に変革することである。

第六段階は、クリスチャンの数が劇的に増え、聖書的キリスト教が各国において国民宗教となり、憲法が聖書に基づいて改正され、法律が次々と聖書的に変革されることである。相続税や、累進課税が廃止され、税金が総額10パーセント未満になるだろう。

このような過程が、どのくらいの期間で成就するかは不明である。アメリカの場合は30年くらいであろうが、日本の場合は100年かかるかもしれない。いや、世界においてサタンの抵抗が激しいため、もっとかかるかもしれない。

しかし、神がこのような改革を行って「地を従えよ」との命令を実現させてくださることは確実なのだから、我々は心配する必要はない。

勝利は予定されているのだ。

キリストに逆らって成功する者はいないのだから。

2006年9月8日