バベルの塔の人々によって御言葉を奪われてきたクリスチャン
現代の翻訳聖書は、ウェストコットとホートの影響で、アレクサンドリア写本を底本としており、そのため無数の箇所に変更が加えられ、節自体で削除されている部分が16−17ある。
現存する新約ギリシア語聖書の写本は、90%以上がReceived TextもしくはTextus Receptus、もしくは、マジョリティ・テキストと呼ばれるものと一致している。
このテキストは教会が宗教改革以前においても、宗教改革においても使用されていた伝統的なテキストである。
ウェストコットとホートは、それに疑いの目を向け、マジョリティ・テキストが互いに一致しているのは、後世において大規模な調整が行われたからだ、と結論し、それよりも時代の古いアレキサンドリア写本を採用した。
現代のほとんどの英訳聖書、そして、日本語の聖書も、この写本を底本としており、教会が歴史的に使用してきた聖書と大きく異なっている。
教会は、御言葉を奪われ、破壊されてきた。とくにイエスの御名と職務が省略されていることから、神の言葉からイエスの御存在を消し去りたいと願う人々、御名を唱えさせたくないと思う勢力によって、攻撃されてきた。
その中心人物がウェストコットとホートである。
彼らは、オカルティストであった。
そして、世界統一政府論者であった。
彼らは、バベルの塔の文化=サタンの文化に属する人々であった。
現代のクリスチャンは、これらの悪魔の使いによって150年の間、御言葉の一部を奪われ、聖書全体を読む機会を与えられてこなかった。
どうりで教会が弱くなるはずである。
イエスの御名が消された聖書を与えられて信仰が強くなるはずがない。
正しい聖書を取り戻す運動が始まらなければならない。
バビロンの人々との戦いは始まったばかりだ。
2009年8月6日
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