字義的解釈と象徴的解釈の区別10


<Q>
一応わかりましたけど、つまり神による統治社会が来たら、石撃ちの刑を復活させる、と言う事でしょうか。

<A>
石打の刑というと、何か野蛮なイメージがあるかもしれませんが、しかし、神が聖書の中において命令されたのです。どうして「野蛮だ」と、僕の分際でしかない我々が叫ぶことができるでしょうか。

処刑は、公開で、しかも、社会の構成員がじかに手を下すべきです。そうすることを命令した神の知恵は、我々の知恵をはるかに超えています。

石打の刑に反対する人々は、私の質問に答えていただきたい。

じゃあ、聖書というものは、原始的な社会にいる人々に与えられた原始的な戒めであって、我々は、今の時代においてはるかに進歩発展しているから受け入れられない、と言うのか、と。

聖書には、「律法を裁いてはならない」という戒めがあります。

「律法を裁く」ということは「律法違反者」となるということです。

「あなたが、もし律法をさばくなら、律法を守る者ではなくて、さばく者です。 」(ヤコブ4・11)


 

 

2007年1月20日

 

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