恩をあだで返されるワケを探れ


反日デモが中国で広がっているという。

ODAで多額の援助をしてもらってきた国に対してこういう報い方はないだろう。

これは、戦後の対中国外交の失敗である。

日本国民は、ODAで援助をするからにはその代わりに何らかの形で日本の国益が増進することを期待しているし、それは当然である。逆ではないか。感謝されこそすれ、抗議されるいわれはない。

今の若者の反日感情は、中国政府の反日教育を黙認した結果であり、それに対して抗議してこなかった日本政府の責任である。

もう一つは、小泉首相が中国の反対を押し切って行ってきた靖国神社強行参拝である。

国民の大多数が靖国参拝を望んでいるわけでもなく、現行憲法によれば違憲性を十分疑われているこのような行為を頑固に行ってきた小泉首相は、日本の国益を害しているわけだから、背任罪に問われるべきだ。

 

 

2005年4月10日

 

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