科学は聖書の奇跡を否定できない


処女降誕や復活を非科学的と言う人々がいる。

非科学的なのは、その人々である。

なぜならば、科学とは、「再現できないものは真理ではない」ということをいえないからだ。

「再現できないものは、真理ではない可能性が高い」ということは言えるが、「真理ではない」とは断定できない。

科学が言えるのは、「通常、科学法則は働く」ということだけであり、「絶対、常に働く」とまでは言えない。

「神が人を死からよみがえらせたということは絶対にない」とは言えない。

それを証明することは不可能である。

経験科学を全知と考えるのは幻想である。

それとも、神は存在せず、この世界は、法則によって「徹底して」支配されているということがどうやってわかるのか。

「徹底して」支配されているというのは信仰であって、証明された事実ではない以上、我々は聖書の奇跡を否定することはできない。

 

 

2008年11月15日

 

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