日本は世界の中心である
日本三大修験場に含まれる熊野三山と出羽三山。
修験と三山とは関係があるようだ。しかもどちらも八咫烏が関係する。熊野には八咫烏の神社があるし、蜂子皇子は八咫烏に導かれて羽黒山に登り、出羽三山を開いた。
富士山も三山からなる。それゆえ神の山と呼ばれるという。
じゃあ、なぜ三山が神の山なのだろうか。
三大ピラミッドのように、山は神の国を象徴するからだろう。
つまり、ピラミッドが三層構造になっているように、山も三層からなる。
つまり、山頂―中腹―裾野。これは、至聖所―聖所―庭に対応する。
登山に行く人が、山頂に神々しいものを感じるのは、このような意味があるからだろう。
だから、どの山でも、裾野に広がるところにできた町は、聖宮の境内にある町と考えていい。とくに富士山のふもとにある三島とか。
この三層構造からなる山が3つあると、3x3になり、神の世界。
日本は、世界でエデンの園、神の国とみなされている。黄金の国ジパングはその一つ。古いヨーロッパの地図に日本のある場所に天国と記されている。コロンブスは、日本を目指し、ついでにアメリカを発見した。つまり、日本のほうが米国よりも格が上だということ。
中国の古文書にも日本が神の国とみなされていた証拠がある。
「史記」秦始皇本紀(BC219年)薺の人徐市ら言う、海中に三神山あり、蓬莱、方丈、瀛洲と曰い、僊人これに居る。童男女と之を求むることを得ん。
2010年12月7日
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