ローマ法王も救われる?


『レフト・ビハインド』(ティム・ラヘイ著)では、ローマ法王ですら「携挙」されると記されている。

携挙とは、「世界の終末のときに、患難時代がやってくるが、その患難時代の直前にクリスチャンが天に挙げられてこの地上から消え、キリストとともにいるようになる」とのディスペンセーショナリズムのプレ・ミレの教えである。

1545-1563年のトレント公会議は、ローマ・カトリックにより、プロテスタントの宗教改革を押しとどめるために開かれた。この会議では、「聖書のみ」「恵みのみ」を含む、すべての宗教改革の教義が否定された。そして、マリア崇拝や聖人画崇拝が支持された。これは、明らかに第3戒をはじめとする律法に違反している。


あなたがたは自分のために偶像を造ってはならない。また自分のために刻んだ像や石の柱を立ててはならない。あなたがたの地に石像を立てて、それを拝んではならない。わたしがあなたがたの神、主だからである。(レビ記26・1)

1969年に開かれた第2バチカン会議の開会において、法王ヨハネ23世はこう宣言した。

私は、トレント公会議で決定され、宣言された事柄をすべて完全に受け入れる。

1984年の「聖週礼典」の間、ヨハネ・パウロ2世は、全世界をマリアに捧げた。そして、自分の命を、1982年の暗殺で受けた重傷から救ってくれたのは彼女であると告白した。

こんな団体・人物が携挙される?

偶像礼拝者が救われる?

レフト・ビハインドは、明らかに、宗教合同(エキュメニカル)の意図を持って書かれた異端本である。

こういう本を出して金儲けをしているいのちのことば社は、まったく堕落しており、もはや神からの支持を受けることはできないだろう。

アナテマを宣告されてしかるべきである。

 

 

2010年6月1日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp