大衆伝道者という偽預言者に騙されるアメリカのクリスチャン
ブッシュ大統領を支持するアメリカのクリスチャンは、「ブッシュ大統領は信仰のしっかりしたいい大統領だ」と言っている。
あなたがたの目はフシアナですか、と聞きたい。
統一協会から金をもらっている人が「信仰のしっかりした」人間ですか?
大量破壊兵器があるとデタラメな理屈をつけて、イラクに侵略し、多くの無辜の民を殺した人間が信仰深い人ですか?
アブグレイブで捕虜を虐待した最高責任者が信仰深い人ですか?
(捕虜収容所で行われていることが、厳しい軍律のもとで活動する軍人の勝手な行動だったなんてこと、誰が信じる?)
なぜ、アメリカのクリスチャンはこのように盲目なのか?
先日NHKの番組によると、テレビ伝道者など大衆伝道者がそのように教えているかららしい。
もしそうなら、次の事が明らかである。
大衆伝道者は、偽預言者で、彼らに騙されているクリスチャンは、偽クリスチャンだと。
私は、この図式を見ると、バアルの預言者に騙されていた愚かなイスラエル人のことを思い出す。
もうまったく偽預言者の言うことをまにうけて疑うことを知らない。
いくら彼らを警戒するよう忠告する人が現われても、また、彼らの偽りを示す事実が現われても、信じない。
ようやく目が覚めたのは、エリヤの祈りによって、目の前の祭壇に天から火が下ったのを見たときだった。
天から火がくだらないと分からないのか?
まさに、今の時代は、天からの驚愕すべきしるしが現われない限り、心を翻すことがない「うなじのこわい人々の時代」なのかもしれない。
裁かれてから分かるというのは、愚か者の証拠である。
「愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。」(箴言1・7)
「子どもらよ。今、私に聞け。私の言うことばから離れるな。・・・
そうでないと、あなたの尊厳を他人に渡し、あなたの年を残忍な者に渡すだろう。
そうでないと、他国人があなたの富で満たされ、あなたの労苦の実は見知らぬ者の家に渡るだろう。
そして、あなたの終わりに、あなたの肉とからだが滅びるとき、あなたは嘆くだろう。
そのとき、あなたは言おう。『ああ、私は訓戒を憎み、私の心は叱責を侮った。
私は私の教師の声に聞き従わず、私を教える者に耳を傾けなかった。
私は、集会、会衆のただ中で、ほとんど最悪の状態であった。』と。」(箴言5・9-14)
死ぬ間際に分かっても遅い。
2004年8月2日
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