日本は原爆を落とされるに値することをしたのか?
――大東亜戦争と共産主義の謀略――
ダウンタウンの松本人志が、「松本人志の放送室」2005.9.4(土)放送第206回原爆についてアメリカに謝罪を求めたという。
松本人志「アメリカは原爆のことについて謝れ!!!」
あのね俺は、もー、たまらんねーーんっっ!!
そのー、「あれがあったからこそ、
戦争をあのぐらいですませた」というか、
「終わらせれた」みたいに言いよるんですよ。待てと!!
広島と長崎で、何万人死んだ思てんねんっ!!
あの後、あれで、あんなんせえへんかったら、
あんな何万人も死んでへんで、どういう計算方法で、そうなんねん!!
だから、僕、もー、毎年言うてるんです。それは。
そのー、原爆落とされた日にね、
「あーいう、もう二度とこういう、あやまちは」
「あやまちは」ってやるでしょ?
で、子供たちにも、そんな、あの、
悲惨やった話をするじゃないですか。
でもね、「あやまちは」「あやまちは」って言うけど、
原爆に関しては、被害者なんで、
被害者が被害者に伝えていったって、ダメなんですよ。
アメリカの子供に言わんとダメなんですよ。
で、あの、あれやってるんですか?!アメリカで。毎年。
絶対やってないんですよ!だから、60年間、
あいつらのあれは変わらないんですよ!いまだに!
まあまあ、でも、最初の始まりが、
侵略戦争やったりとかするから、日本もね。
そうなんですけども、やっぱ原爆に関してはですね、
これは謝ってもらわんと終わらないですよ!
はぁ〜僕はね・・悔しいんですよ(泣)腹立つんです(泣)
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1175773544
支那事変の中途、武藤章氏が軍務局長となるや、左翼の転向者(これを私は転向右翼と名づけた)が、彼の周囲にブレーンとして参加した。陸軍省の部局に転向共産主義者が召集将校として起用されたのはこの頃である。
統制派政治軍人の理念はこれがためにさらに飛躍した。すなわち大東亜共栄圏の理念である。この理念はコミンテルンの被圧迫民族解放の理念と表裏一体のものである。転向右翼との握手により、統制派の国防国家建設の理念から大東亜共栄圏建設の理念へと発展したことは、やがて三国同盟の締結となり、大政翼賛会の創設となり更に翼政会の出現となり、我が日本を完全なる全体主義国家に変貌せしめた。
しかも、太平洋戦争の勃発は、憲法を無視する推薦選挙の暴挙を生み、国民から言論結社の自由を奪い、ここに世界史に稀にみる軍部独裁の政治体制を確立したのである。この政治体制は陸軍が転向右翼の戦争に乗ぜられたものでなくて何であろう。統制派の政治軍人が軍人の本分を忘れ、濫りに政治に関与し、国民に号令しつつあるとき、私のいわゆる転向右翼はすでに統制派の内部に巣食ひ、彼ら転向右翼が目指す祖国敗戦の方途を画策しつつあった。
政治にも思想にも将た又経済にも殆ど無智な軍人が、サーベルの威力により、その付け焼刃的理念を政治行動に移して強行し、自己陶酔に耽りつつあったとき、巧妙に精緻なるこの種の策謀に乗ぜられたのは当然の帰結である(『日本軍閥暗躍史』83-84ページ)。
(三田村武夫『大東亜戦争とスターリンの謀略』(戦争と共産主義)自由選書、47-48ページより抜粋)
軍部内一味の革新論の狙ひは必ずしも共産革命に非ずとするも、これを取巻く一部官僚及民間有志(これを右翼といふも可、左翼といふも可なり、右翼は国体の衣を着けた共産主義者なり)は意識的に共産革命にまで引きづらんとする意図を包蔵しおり、無知単純なる軍人これに躍らされたりと見て大過なしと存候
共産主義者の帝国主義戦争反対闘争は、一般平和主義者の戦争反対運動とその根底を異にしている。われわれはこの反戦闘争をブルジョア支配階級覆滅を目的とした階級戦と不可分のものとしなければならない。蓋しブルジョアの支配が存続する限り帝国主義戦争は避け難いからである。
・・・
帝国主義戦争が勃発した場合に於ける共産主義者の政治綱領は、
(1)自国政府の敗北を助成すること。
(2)帝国主義戦争を自己崩壊の内乱戦たらしめること。
(3)民主的な方法による正義の平和は到底不可能なるが故に、戦争を通じてプロレタリア革命を遂行すること。
である。
(前掲書39-40ページ)
「――世界を次の戦争へ、そして又次の戦争へと投げこんでいって、ついに共産主義が到るところに君臨することを意図する」
――共産主義の勝利を促進するためには、共産主義者はあらゆる可能な所で革命を起こさなければならない。そして戦争による混乱の後をうけてこれを行うのが最も有利である。革命への素地をつくるには、彼等はあらゆる利害の衝突ばかりでなく、あらゆる改革運動をも利用してこれを行わねばならない。この仕事にあたっては、彼等は、一般の通念となっている道徳的規範を無視して、あらゆる詭計、あらゆる虚構を用いなければならない。――(以上2引用、前掲書43-44ページ)
2007年8月11日
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