太平洋戦争と戦後を作ったフリーメイソンの走狗たち4


> 石原莞爾が東京裁判に引っ張られなかったのは、渡部昇一氏が言っているように、頭が良すぎる上に満洲の情報も握っているので、東京裁判が成り立たなくなることを恐れたからだと思っていました。「紫禁城の黄昏」が証拠として採用されれば、やはり日本の満洲侵略説が壊れてしまうとも。これは「表の世界史」の理解ですね。

私は、田母神さんや渡部さんのような「侵略はなかった」という考えにはついていけません。
やはり、侵略はあった。
日本の中国に対する対応は、対華21か条を見れば明らかです。
私は、米国(イルミナティ)が共産主義者を政府内に派遣して、日本を侵略のほうへ誘導したと考えています。
尾崎秀実は、死ぬ前に「私は日本を中国との戦争に引きずりこみたかった」と述べました。
中国への進出を見ると、政府が決定したというよりも、ある一部の個人が扇動して行ったという性格が強い。
石原莞爾は、独断でやった。
その後も勝手に進出を進める人間が現れた。
南京攻略戦も、政府は、現地の軍隊に引きずられる形で、戦線を拡大する。
海軍では、第一委員会が対米強硬策を講じて米国との戦争へ突き進む。

これは、軍部が暴走し、文民統制が取れなくなったという一言で片付けることはできないと思います。
私は軍部トップに内通者がいて、米国と連絡を取り合っていたと考えます。

何年か前に、防衛省の仕事で革命前のロシアの諜報活動に関する歴史書を訳しました。

ロシアは、諜報活動が優れており、イギリスやフランスに相当な利益を与えていた。

その中で驚くべきことに、ドイツの中枢中の中枢の人物がロシアのスパイだったということです。

これは、一次資料であります。これを読んだときに「ああ、これがヨーロッパの戦争なのか」と思いました。

つまり、「最高指導者の裏切り」は、当たり前なのです。ヨーロッパ人の間では。おそらく。

だから、戦後、日本の極秘中の極秘情報、つまり、大本営の奥の間の金庫の中に入っている情報すらソ連は知っていた。

ということで、おそらく、日本の軍部には多数の内通者がいた。彼らは戦後、おとがめなしで釈放された。

米国民は、侵略軍のためには戦わないことを大統領は知っている。だから、どうしても、悪党を作らないといけない。日本人の中に悪党を作ることができた。彼らに侵略させて、国際世論に訴える。

イルミナティは、そういう手を使うのだと思います。

 

 

2010年6月4日

 

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