霊的なものが見える場合の対処法
死んだ親戚が現れたとか、霊的なものが見えるというのは、精神的物理的疾患なのか、悪霊の影響なのか、その他なのかいろんな原因が考えられますが、悪霊が「気を散らすために」そういったヴィジョンを与えているのかもしれません。
悪霊の基本的役割として、人生を台無しにすることがあります。
尊い働きのために一生を使わないように、いろんな「気を散らすもの」を提示します。
ある人はお金でしょうし、ある人は権力でしょうし、ある人は心配事に振り回されるでしょうし、またある人は幻想を見せられるでしょう。
幻聴や幻想を見せられることによって、本来の仕事などに集中できなくなります。
人の目というのは幻想の一種で、日本人が陥りやすい。
世間体が気になって世評に振り回されると大切なことができなくなる。
今の政治家は、過度に世間的評価、人気に振り回されているので逆に馬鹿にされています。
悪霊は、こういった誘惑を我々の人生の中に提示して、我々の人生をめちゃくちゃにしようとしている。
犠牲者は、一生を恐怖と周りの目によって台無しにされます。
すべて幻想なのです。
対人恐怖も幻想であり、霊現象も幻想で実体はありません。
とくに霊現象など放っておいても実害はありません。
実害がないものに振り回されるのは、非常に馬鹿らしい。
私は知人やいろんな人の体験から、「幽霊は怖がる人に現れる」という意見を持っています。
怖がらない人には現れない。
幽霊は、キャーキャー言われたいのです。
最初は遊びで怖がっていても、奴隷にされると、恐怖で外出できなくなる場合もあります。
サタンは、我々をこういった「つまらないもの」によって振り回すことを喜んでいます。
彼は、人を奴隷にするのが大好きです。
人生で大切なことは、「瑣末なことを大胆に捨てて、大切なことのみに集中すること」です。
そうすれば、こういったくだらない現象は現れなくなります。
サタンの側でもあきらめるのです。
「こいつには幽霊は通用しないな」と分かる。
私がカウンセリングをしたある人は、小さいころから何でも悪いことは自分に降りかかるという恐れを抱いてきました。どうしてそうなったかというと、どうも自分だけ変な体験をするからでした。道を歩いていて自分だけボールが飛んできて当たるとか。
だから、地震のニュースがあると、「自分も地震で死ぬにちがいない」と怖がる。
それで、「地震で死ぬ人は、ごくわずか。パーセントとしてみれば、数%に過ぎない。だから無視してかまわない」と言うと、そうか、と納得しました。
「否定的にものを見る」という習慣がついている人は、悪霊によってそのように指導された可能性がある。
小さいときからずっと金縛りにあってきたが、「無視してかまわない」といってそのとおりにするとなくなった。
たまに起こることがある場合、「イエス・キリスト」と御名を唱えると、すっと消えていく。
信仰があって、本当にそういったものに振り回されることを拒否するならば、そういったものは消えます。
ちょっと時間がかかるかもしれませんが、幻想や恐怖が襲ったときには、次の御言葉を唱えることをお勧めします。
「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。支配者の顔色をうかがう者は多い。しかし人をさばくのは主である。 」(箴言29・25−26)
2010年8月21日
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