あらゆる領域を聖書によって再解釈すべし2
再建主義を批判する人々の中には、「我々は政治とか経済とかについてまで聖書に基づいて解釈する必要はない」という人がいる。
それは自律的に考えてもよいと。
これは大きな間違いである。
全世界は神の被造物であり、被造物でないものは存在しない。
だから、すべて神の主権のもとにある。
そして、現代世界のほとんどすべての領域は、人間教によって解釈されているから、我々の頭はこの「人間教的に解釈された事物」で埋め尽くされている。
学校とは、この人間教の洗脳機関であり、義務教育制度とは、人間教による世界支配の制度である。人間教教祖の一人マルクスが義務教育制度を提唱したことがこの証拠である。
世界をことごとく人間教によって変換することこそ、今の教育制度の隠れた目的である。
だから、人間教から離れたいクリスチャンは、これら「人間教的に解釈された事物」をことごとく聖書的に解釈し直す必要がある。
政治や経済だけはそのままでいい、という人は、たとえて言えば、マックのファイルの一部だけはそのままWindowsで使おうとしている人に似ている。
10個のファイルをWindowsで利用したいならば、10個ともWindowsのフォーマットに変換しなければならない。
2個だけはそのままで言いというなら、そのファイルは使用できない。
ノンクリスチャンのシステムとクリスチャンのそれとはまったく異なる。
システムがまったく違うのだから、クリスチャンがノンクリスチャンのシステムでうまく活動できるはずがない。
10個のファイルを10個とも変換せよ!
我々は徹底的に新しいシステム(前提)で生きなければならない。
2009年3月21日
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