石原莞爾は世界統一政府論者のエージェントだった
(1)
私は、かねてから、太平洋戦争において、日本軍部の上層部の中に敵の回し者がいたと考えていた。
なぜならば、911事件からイラク占領までの流れが、日本の満州事変から太平洋戦争への流れと酷似しているからだ。
それでは、ビン・ラディンやフセインのような男、ひいてはヨーロッパにおけるヒトラーの役割を果たした男とは一体誰だったのだろうか。
私は石原莞爾だと思う。
石原の著書『最終戦争論』を読んで確信を得た。
彼のロジックは、CFRのそれと酷似している。
今翻訳している「イルミナティと外交問題評議会」を読んでいただければ分かると思うが、CFRの親玉イルミナティは、諸国間に戦争を起こし、疲弊させ、戦争の惨状を見せつけることによって、人々に「世界統一政府の登場」を待望させるという計略を何世紀にもわたって取ってきた。
石原は、まさにこれと同じことを語っているのだ。
http://www.millnm.net/qanda3/26861A1Ozbhmw54942.htm
彼は日本人の手前、日本を勝利者として描いたが、実際のところは分からない。
同じく世界統一政府論者のエージェントであった尾崎秀実が、日本の敗戦革命を目指していたことから類推すると、彼も同じ計略を実行したのではないだろうか。
つまり、日本を戦争に巻き込み、徹底した敗戦に導き、日本を世界統一政府の一部に組み込むと同時に、世界に対して戦争の悲惨さを見せつける目的を持っていたのではないだろうか。
あの戦争は普通ではなかった。
1晩で10万人を焼き殺した東京大空襲。人々が逃げられないように、周りから爆弾を落としていった。
無警告で一般民間人の頭上に落とした原子爆弾。人々がちょうど外出する時刻朝の8時を狙った。
従来の「あまりにも抵抗が激しかったから」とか「通常の爆撃では日本は降伏しなかっただろうから」とかいった理由で、説明できるだろうか。
私は、あの攻撃は、「見せしめ」「デモンストレーション」の意味があったと考える。
つまり、戦争の悲惨さ、むごたらしさを世界に示す目的があったと。
これを見るときに、私は、日本とイエスとが二重写しに見える。
十字架にかけられたイエスと同じように、日本は計略にはめられて、世界の人々の身代わりに破滅の運命をたどった。
原爆と悲惨な爆撃によって、世界の人々に戦争の悲惨さを例証した。
(2)
世界統一政府論者の計略を見ることは日本の現状を解釈する上で重要である。
世界統一政府論者は、世界統一政府を実現するために、世界各国の武装解除、交戦権の否定を強制する。
まさに戦後日本に対してアメリカが行った政策だ。
アメリカが憲法までも決定しようとしたのは、その背後にいる世界統一政府論者の意図があったからだ。
各国の自治権を狭め、その政治権力を徐々に国連を中心として将来誕生する世界統一政府のもとに集中するというCFR、ひいてはイルミナティの意図が背景にあったと考えることによって、戦後日本に押し付けられた様々な政策がすっきりと解釈できるようになる。
第9条や、今日の国際的軍事協力の是非については、こういった事情をよくわきまえた上で行わなければならない。
安倍政権がなぜ軍事協力を可能にすべく憲法改正をもくろんでいるのかについても同様だ。
我々は、安倍と統一協会とのつながりに注意すべきだ。なぜならば、統一協会は、世界統一政府論者の実行部隊だから。
(3)
インターネットでの中国人の日本バッシングは異常だ。
反日教育は、たしかに天安門事件の再発を防ぐために始まったと考えることもできよう。
しかし、私はそれ以上のもくろみがあると考える。
それは、第2の日中戦争だ。
中国人の背後には、明らかに両者を戦争に誘導しようとしている人々がいて対立を煽っている。
昔から、大戦争の準備としてイルミナティが取ってきた戦術だ。恐らく、日中間の対立を、極東における第三次世界大戦への準備として位置付けているのだろう。
我々は安易にこの煽動に乗らないように注意しなければならない。
(4)
累進課税制度、義務教育制度、相続税は、国民から富を奪い、国家に集中させるための共産主義の計略である。
共産主義の背後には世界統一政府論者がいる。
世界統一政府論者は、さらにこのようにして集められた国の富を自らののふところに吸い上げようとしている。
おそらく郵政民営化もこの意図があったのだろう。我が国民の膨大な貯金を国際銀行家の手に移すためなのだろう。
我々がどんなに努力して蓄財しても、高率の税金によって国に吸い上げられ、国の富は国際銀行家に吸い上げられる。
我々は、世界統一政府論者の策謀を見抜き、自分の財産を保全するために頭をひねる必要があるだろう。
2007年8月27日
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