漢字におけるユダヤ教の影響等


(1)
ビデオの中で宇野氏は、犠牲の両方の漢字が、牛へんであるという点に着目しておられる。

ユダヤの犠牲制度において、牛は贖いの動物であった。

また、義という漢字も、ユダヤ教の本質を表している。義とは、羊の下に我が存在すること。

羊とは神の小羊であるイエス・キリストを表す。

おそらく漢字は、捕囚後アジアに行き、そこでアジア文化に大きな影響を与えた離散ユダヤ人の影響で作られたのだろう。

そして、字の中に何らかの意味を隠すために創作された文字だろう。

ユダヤにおける預言には2通りあった。直接的な預言。そのものずばりを言う。

もう一つは、象徴を使った預言。間接的で、解き明かしが必要。

漢字とは、ユダヤの間接的預言の意味を持たせ、真理を含ませるために意図的に作られた文字かもしれない。漢字は極めてユダヤ的な文字なのだ。

(2)
漢字から窺い知ることができるのは、日本をはじめとして、アジアは、「間接的な預言の地」としてえり分けられ、隠されてきた土地であったということだ。

西洋人が東洋人を見るときのように、アジアはけっして「遅れた国」であったのではなく、「隠された国」であった。

真理がもともとなく、新たにそこに持ち込まれた土地ではなく、根本においてそこにあったのだが、ずっと隠された土地なのだ。

だから、宣教のアプローチはアジアにおいては根本的に西洋とは異なる。

象徴を重視すべきだ。

ユダヤの間接的預言の方法を利用すべきだ。

(3)
世界は、アジアに帰る。

なぜならば、アジアには、原型があるから。

以前述べたように、アジアに散ったユダヤ十部族は、「赦された民」であった。バビロン捕囚において刑罰は終了し、解放が宣言されたのだから、もはや裁かれるべき民ではない。

彼らは赦された民として、さらに高い場所に移住した。

人間が、キリストを信じて、赦された後に御国に入るように。

アジアに移動したのは、ステップアップのためであった。

アジアの中でももっとも東にある日本は、至聖所であった。

世界の中で赦された民が集まる場所として日本列島が選ばれていたのではないだろうか。

 

 

2008年1月17日

 

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