「伊」の文字とイエス・キリスト
すでに示したように、「伊」のつくり「尹」の意味は、「天地の間を調和する様を示」し、「伊」の字は「万事を調和する人物を示す」。
この「伊」という文字がイエスを指しているということが分かると日本の様々な秘密が解けるように思われる。
たとえば、日本各地にある「伊奈」もしくは「伊那」という土地。
「伊奈」の2文字はいずれもイエス・キリストを表す。
奈は、もともと「木」と「示」であった。
「示」は、祭壇の上に犠牲があり、そこから血が滴り落ちている様を表す。
だから、「奈」という漢字は、木の犠牲、つまり、十字架を意味する。
伊奈は、イエス・キリストを暗示する名前だろう。
伊奈のバリエーションとして、伊那や稲の字が使われていると思う。
たとえば、稲葉は、本来、伊奈波なのだろう。伊奈波神社という神社が岐阜にある。
これは武内宿禰が稲葉山北西の椿原に五十瓊敷入彦命を祀ったのに始まる。
武内宿禰は蘇我氏の祖。
蘇我氏が「伊奈」と関係があったことが分かる。
伊勢神宮の五十鈴川はもともと伊須須と書いた。
「伊」という字がイエスを暗示しているだけではなく、「イスス」という発音が、ギリシャ語やロシア語のイエスの発音「イエスス」や「イースス」を連想させる。
しかも真ん中に「十」の字が入っている。
「いすず」という発音だけなら、この字は要らない。あえて含んだ理由はこの川、そして、伊勢神宮そのものが「十字架」と関係があることを暗示しているのかもしれない。
伊豆も、イエスと関係があるのだろう。
このような視点で、伊の文字が入る地名について考えるのも興味深い。
2009年10月21日
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