アメリカの中東占領のやり方
12日の毎日新聞:
イランの核開発問題を巡り、同国外務省のアセフィ報道官は12日、ウラン濃縮をロシア国内で実施するとのロシアの妥協案(ロシア案)はもはや協議できないと明言、国連安保理が決議でイランにウラン濃縮の停止を要求しても受け入れない構えを示した。同国のモッタキ外相も原子力平和利用の権利が認められなければ核拡散防止条約(NPT)から離脱することもあり得るとの考えを示唆しており、今週中に予定されている安保理審議入りを前にイランは欧米けん制の姿勢を強めている。・・・
どうしてアフガニスタン、イラクと、アメリカと対立する隣国が次々とやられながら、イランは、なおもこんな問題で意固地になるのだろうか。
アメリカが、明らかに自分との戦争を望んでいることは、承知しているはずである。なぜ戦争の口実となる材料をわざわざばらまいてあげるのだろうか。
おかしいと思いませんか?みなさん。
タリバンといい、フセインといい、かつてはアメリカの仲間だった。タリバンのトップがアメリカ旅行に招待され、その様子がビデオに取られている。フセインとラムズフェルドが握手している写真もある。ビン・ラディンが入院している病院にCIAがお見舞いに行っている。
おそらく今のイラン指導者たちも、かつてアメリカと仲がよかったはずだ。
つまり、私の推測は、彼ら後に「ならず者」呼ばわりされることになる人々は、実は、アメリカに買われているのである。そして、アメリカの力を借りてその国の政権中枢に入ったとたんに、アメリカの気に障るようなことをさんざんやりはじめ、敵であるように演出する。タリバンのバーミヤンの仏像破壊や、ビン・ラディンの911テロ事件など、国際社会にとって非常に分かりやすい「ならずものぶり」を見せる。
アメリカは、武力行使せざるを得ないという態度を取り、国際社会も「こんな危険な国なら、攻め込むのもしかたがないな」という意見になる。
これが、アメリカの中東征服のやり方なのだろう。
目指すは、「石油の完全支配」。
その背後には、石油市場を牛耳るユダヤ人がいるのだろう。
911事件では、ラリー・シルバースタインというユダヤ人が、事件のたった6週間前に港湾当局からWTCの一群のビルを買った。
http://news.zdnet.com/5208-1009-0.html?forumID=1&threadID=6018&messageID=123119&start=21
テロに巻き込まれて死んだのは、もっぱら非イスラエル人であった。(*)(**)
今の政権のトップの連中、つまり、チェイニーもラムズフェルドも、イスラエル系アメリカ人の政策集団ネオコンと親しくしている。ネオコン団体PNACの提案書に署名している。
http://tanakanews.com/d1219neocon.htm
結局、アメリカの世界戦略は、ユダヤ系石油商人に動かされているということでしょう。
そして、次はイランだ。イランの石油もコントロールできれば、ますます石油の価格を独占的に操作できる。
今、ベネズエラにも「ならず者」が登場しているから、その後はベネズエラの石油だろう。(***)
(*)
http://www.publiceye.org/frontpage/911/Missing_Jews.htmにおいて、筆者は、次のような内容のことを述べている。
ニューヨークのビジネスにおけるユダヤ系企業のプレゼンスの大きさは周知の事実である。ニューヨークで最も有力な企業Goldman-Sachs とSolomon Brothersは、WTCにオフィスを構えていた。WTCは、国際ユダヤ系金融機関の中心地であるニューヨークの中でも真の中心地であったわけだから、イスラエル人の死者の数はけっして少なくないはずである。
しかし、彼らの死者はブッシュ大統領の発表によると130人であった。
WTCで働く人々の数45,000人のうち、4,500人が死んだわけだから、死亡率からすると、10%である。
130人という死亡率から考えると、WTCで働くイスラエル人の数は1300人ということになるのだが、先ほど述べたように、WTCは、国際金融、貿易、銀行、仲介業というユダヤ人が伝統的に携わり、現在、世界をリードしている業種の中心地なわけだから、1300人という数は少ない。
コロンビア人199人、フィリピン人428人であるのに、イスラエル人130という数は少なすぎる。
(**)
19世紀ロシアにおけるポグロム(ユダヤ人迫害)の資料を読んでいて感じたのは、ユダヤ人は、同朋と異邦人を区別して扱う傾向があるということだ。
同朋には利子はつけないが、異邦人には高利をつけて金を貸す。
もちろん、彼らの成功は、ずるがしこい性質によるだけではなく、彼らの仕事に対する誠実さにもよることは明らかであるから、ユダヤ人を悪者扱いすることのないよう注意が必要だが。
おそらく、世界経済をリードしているユダヤ人にはこのような意識がまだあるのだろう。つまり、異邦人は支配されるべき人間であって、ユダヤ人が世界の支配者として君臨すべきだという考えがあるのだろう。
(***)
宗教右派のTV伝道者パット・ロバートソンは、ブッシュ政権のお先棒をかついで、反米のベネズエラ大統領の暗殺を求めた。偽預言者の正体もついに暴露されだした。
2006年3月15日
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