クリスチャンは自分が世界の統治者であることを自覚せよ
「デビル・レイズ」とか「レッド・デビル」とか、悪魔を名前の中に入れるチームがよくある。
なぜならば、悪魔を強者と考えているからだ。
悪魔の力を借りてでも・・・と。
一般に、悪魔を強い者としてイメージする人が多い。
しかし、聖書において悪魔は弱者として描かれている。
誤解している人が多いが、悪魔は世界の支配者では「ない」。
悪魔は、ノンクリスチャンの支配者ではあるが、世界全体の支配者ではない。
世界全体は、十字架と復活のキリストのものである。
キリストは、死に打ち勝ち、昇天され、世界の王となられた。
「私には天においても、地においても、いっさいの権威が与えられた」と宣言された。
このキリスト王国の確立の具体的な出来事が紀元70年のユダヤ戦争である。
ユダヤ国家の象徴である神殿が崩壊した。
キリストがあらかじめ預言されたように、新しい神殿はクリスチャンの体になった。
世界支配をもくろむユダヤ勢力がもう一度神殿を建設しようとしているが、まったく無駄なことをやっている。
世界は、キリストの王国になり、その王国の象徴である神殿は、クリスチャンの体になったのだ。
キリストの体であるクリスチャンこそが、世界の本当の支配者であり、この支配は絶対に覆されない。
クリスチャンには悪霊をも支配する権威が与えられている。だから、祈ることによって、ユダヤの悪の勢力などというものを世界から追い出すことは可能なのである。
悪魔を過度に強大に描くのは、悪魔の策略なのである。
黙示録に記されているように、現在悪魔は鎖につながれている。
では、なぜ世界において悪魔が暴れまわっているのだろうか。
クリスチャンが、自分の権威を理解せず、信仰によって戦おうとしないからだ。
真剣に祈って欲しい。悪の勢力が世界統一し、異分子を抹殺し、世界の人口を何分の一かに減らす計画があったとしても、クリスチャンが祈ることによって、その策略は頓挫するのだ。
なぜならば、クリスチャンはサタンよりも大きな権威を与えられているからだ。
信仰がなければ、権威は働かない。
大統領になっても、大統領としての自覚がなく、職務につかなければ、法を執行することができないのと同じである。
自意識の問題だ。
自分が世界の支配者だという自覚を持ち、実際の世界において権力を執行することを目指そうではないか。聖書にしたがい、世界に愛と平和と秩序と自由が築き上げられるために、積極的に活動しようではないか。
2007年7月20日
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