今の世界情勢は文明間の対立などではない2


<MF様>
最初に当面する世界情勢のについて「イラク問題」と「パレスチナ問題」についての質問です

@ 中東問題(イラク及びパレスチナ問題等)解決のプロセスについて???

<tomi>
ブッシュ大統領とネオコンが手を引かない限りイラク問題は解決しないでしょう。

ネオコンら一部ユダヤ人らは、長い間計画を立てて、中東一体の支配を画策していたようです。

我々が、TVで見ているのは、表面的な芝居であって、背後には別の芝居が同時に進行しているというのが現状です。


<MF様>
A 文明間のミゾを埋めるには???

<tomi>
今喧伝されている文明の間のミゾなんて本当はないと思います。

イスラム対キリスト教などという構造も、一般のクリスチャンの間にはないし、一般のイスラム教徒にもないでしょう。

宗教対立とは、宗教を利用しようとしている人々の作り出した幻想だということです。

コソボやその他の地域において、本当に宗教が原因で発生している問題などごくわずかでしょう。

戦場の人々に聞いてみてください。

「私たちはつい最近まで仲良く暮らしていたんです。」ときまって答えます。

つまり、外部の人間がある意図を持って対立を作り出し、それを煽り立てて自分の利益を達成するために利用しているということです。

問題は、縄張り争いとか、石油だとか、重要工業地帯だとか、そんな実利が原因であって、「宗教教義の戦い」なんてものじゃない。

<MF様>

B 国連の役割と機能について???

<tomi>

国連の理念とは、さかのぼれば、カントの理想主義にあります。

人間が人間のために人間の手によって平和をかちとる。

人間の理性と良心を働かせることによって、「神抜きでも」平和な世界が登場する。

こういった理念は、絶対に失敗します。

人間は、エデンの園以来サタンの支配下にあるので、どんなにサタンに反抗しても、自分の力でサタンの牧場から出ることはできません。

唯一出るには、イエス・キリストを信じて、サタンの支配から神の支配へ移動する以外にありません。

イエス・キリストは十字架において我々の身代金を払ってくれました。

だから、サタンは我々を手放す以外にはないのです。

イエス・キリストを信じた瞬間から我々は完全に自由になり、サタンの奴隷であることをやめます。

「わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。』 」(使徒26・17-18)

 

 

2004年11月27日

 

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