高齢者福祉センター
最近、近所に、「高齢者福祉センター」なる馬鹿でかいビルができた。
この豪華な建物を見ながら考えた。
高齢者の福祉にこんなビルが必要なのだろうか。
そもそも高齢者はなかなか外出もできにくいと思われるが、こういった街はずれにある施設をどうやって利用するのだろう?
まさか役人の再就職先として建てたんではないだろうな。
TVで、全国に再就職先として保養施設を建てたが、赤字だらけで、しかたがないから10万円で地方自治体に払い下げた役所のことが取り上げられていたなあ。
これも、役所を退職して退職金をもらい、このセンターを退職するときも退職金をもらうために建てたのだろうか。
ここで働く職員の給料も含めて、このセンターの維持費は大変な額になるだろうなあ。
でも、この施設何かを生み出したり、営業やったりするわけではないから、すべて税金でまかなうのだろう。
どうりで日本の財政がおかしくなるわけだ…。
東大出たばかりの役人の卵たちが「国のために尽くしたい」とインタビューに答える姿はもう毎年の恒例になっている。
初心を忘れないようにして欲しいものだ。
頭のいい連中の合法的泥棒は、ちまたの泥棒よりも比較にならないくらい有害だからなあ。
俺だったら、彼らに、「日本の寄生虫、癌細胞になるよりは、民間の会社に入って創造的な仕事をやることをお勧めする」というのだが。
2005年5月11日
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