天皇をメシア扱いするな
ディスペンセーショナリストの日猶同祖論研究者の中に、聖書の「ダビデの系統が途絶えることはない」という預言を「現在でもダビデの子孫はいるはずだ。それが天皇ではないか」と解釈する人がいます。
しかし、これは危険な教えです。
ダビデの系統が途絶えることはないという預言はキリストにおいて成就したのです。
ダビデの末裔であるキリストは、現在「人間として」天の王座に座っておられます。それゆえ、キリストにおいて「ダビデの王統は続いている」のです。
ディスペンセーショナリズムは、ユダヤ教と似ていて、キリストにおいて旧約聖書が成就したことをあまりよく理解していません。
新しい人間的権威を設定する誘惑を排除しなければ、「キリスト排除」の新興宗教ができあがってしまいます。
天皇はあくまでも「キリストの下におり、日本という国の統治をまかされた」副官でしかありません。
天皇をメシアとしたり、再臨のキリスト、神的存在とする誘惑を絶対に退けねばなりません。
2008年1月21日
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