細木数子の罠
細木数子なる占い師がTVで頻繁に露出している。
占い師として成功する条件は、「正論を吐く」ということである。
人々は、正論を望んでいる。
正論を言ってもらい、「叱られる」ことを望んでいる。
なぜならば、「人間は神の被造物だから」。
罪を犯す人間は罰せられることを望む。
子供は、親に正論によって懲らしめられることを望んでいる。
悪いことをしたのに、叱られないと、子供は歪む。マゾヒストになったりする。
現代の「叱られないで育った」若者たちは、細木のような「擬似親」を求め、占いに通うのである。
人気占い師は、商売として、このような現代っ子のニーズを敏感に読み取って利用しているのである。
今日、教会ですら、へんちくりんな「愛」で充満している。
どこにも「正義」のにおいを感じ取ることができない以上、そういうことを示してくれる細木のもとを訪れるのである。
しかし、人々は、彼女が悪魔からの使いであることに気づかない。
あたかもくもの巣のように、彼女の罠にはまると、都合よく料理されてしまう。
彼女に従って最後にどこに連れていかれるのだろうか?
それは、「先祖崇拝」である。
彼女は、お墓参りを勧める。
宜保愛子も同じだった。
いい事を言ってくれるのだが、サタンが最後に連れて行くのは「偽り」であり、「滅び」である。
人々に偶像礼拝をさせて、罪の世界に引きずり込むのである。
偽預言者とは、光の御使いに偽装してくるのである。
2006年8月13日
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