長期的に繁栄するには
異教国家で長期的に繁栄できたものはほとんどない。異教になればなるほど短命だ。
なぜか。すぐに傲慢になるからだ。
神を恐れないので、強くなると「自分がやった」「俺の力でできた」と考えやすいからだ。
神は高ぶる者に敵対される。だから、すぐに裁きが訪れ、勝利は長期化しない。
しかし、キリストの御国は長期の勝利が約束されている。
それは、「懲らしめ」があるからだ。
クリスチャンには、常に懲らしめがある。高ぶるとすぐに鞭が飛ぶ。
クリスチャンであるにもかかわらず、長期的に発展できないならば、それは「懲らしめを無視するから」だ。
「なかったことにしよう」と考えると、神の懲らしめが無効になる。
つまり、繁栄の芽は若いうちに摘まれ、再びどん底の生活に逆戻りだ。
一流選手や一流芸術家をよく見ると自己コントロールに巧みなことが分かるだろう。
単に健康や技術を磨くだけではなく、勝利した後の心のコントロールがたくみなのだ。
彼らが長期的に繁栄しているのは、高ぶる心を自制できるからだ。
あるK1選手は何度もチャンピオンになったが、突然傲慢になりだした。ジャケットの胸に「666」の数字を縫いつけた。すぐにその座を追われた。所属ジムを勝手に飛び出して、独立した。
しかし、最近相手に頭を下げてもとのさやに納まったようだ。すると再び強くなりはじめた。
スポーツは神の御手の業を見る分かりやすい例だからよく観察してほしい。
神は傲慢な人間のもとに彼よりも優れた強敵を現し、プライドを粉砕される。もしくはサタンの誘惑を送られ、敗北に導かれる。
日本の繁栄が短命だったのは、大人が愚かだったからだ。
愚かな国民とそうではない国民の違いは、「勝った後の訓練を子供にしているか」ということだ。
「勝てる前の訓練をする」親はざらにいる。勝てた後のことを訓練できる親はほとんどいない。
クリスチャンは帝王なのだから、子供に帝王学を授けるべきだ。
子供が長期的に繁栄できるためには、勝てるまでの訓練だけではなく、勝った後の訓練をしなければならない。
日本は愚かな帝国と同じように、勝った後に様々な不道徳にはまった。
日露戦争で勝利して傲慢になった。すぐにサタンに隙をつかれ、謀略と戦争に巻き込まれ、敗戦し、戦後世界の悪役の汚名を着た。
戦後持ち前の勤勉さで世界一の金持ちになった。
しかし、傲慢になり、様々な不道徳の中に落ちた。
律法を犯し、ソドムやゴモラのようになった。1990年代の渋谷は不気味だった。若者の雰囲気が異様だった。
先日惨劇が起こった秋葉原もあの事件前に、あの歩行者天国は、不気味なムードだった。アイドルへの偶像礼拝、様々な不道徳があった。
聖書を信じない国民、神を無視する国民は愚かである。
アメリカはほとんど神を捨てている。傲慢で話にならない。日本が少しでも反対のことを言うと「もう一度核を落としてやろうか」という。
だから没落するのは当然。ひとりで強くなったように錯覚している愚か者になった。
中国は、無神論で若者への教育がまったくできていない。ちょっと景気がよくなるととたんに傲慢になりはじめた。日本に対する侮蔑にあふれているので、早晩何か起こってぺしゃんこにされるでしょう。
「神は高ぶる者を低くし、自分を低くする者を高められる。」
短期的に繁栄しても凡人。
その繁栄を長期化できるかどうかだ。
神を恐れ、自分を神の御前にへりくだらせる能力のある者だけが生き残る。
2009年4月8日
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