拉致被害者を取り戻すのは国家の義務であってアタリマエのことだ


拉致家族のところに、「小泉さんへの感謝がなかった」と苦情の電話が殺到したそうだ。

おいおい、という話だ。

あなたがたは、自分の家族が誘拐されて、それを探しもせず、奪還にも行かないでほったらかしにした上、重い腰をあげて出て行ったが、へまばかりやらかして、いっこうに取り返せない警察に文句を言わないでしょうか?

常識を働かせなさいという話だ。

国というのは、遵法的な国民の命を守る責任がある。そのために公務員は金をもらっている。

国民はけっして安い税金を払っているわけではない。

としたら、それなりの見返りを求めるのは当然で、今回、奪回に行ったのは「当然」のことで、それに対して感謝などする義務はない。

日本は、あ・た・り・ま・えのことが通用しない国になったのか?

 

 

2004年5月25日

 

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