字義的解釈と象徴的解釈の区別6


<Q>
ケン、ハム氏のアンサーズブックと言う本を読んだのですが、その中で最初天地がつくられた時弱肉強食はなかったったのだがアダムの堕落後DNAが書き替えられ動物達に爪や牙が生え現在に至った、と書いてある箇所はそのまま理解してよろしいでしょうか、お願いします。

<A>
最初に人間や動物に与えられたのは緑の草でした(創世記1・30)。しかし、この聖句は「肉は与えられていなかった」ということを示していません。

それゆえ、最初の動物や人間は肉食はなかったということを証明できないのですが、しかし、新天新地の様子(*)では野獣が草を食べるとありますから、もともとの状態では、動物はみな草しか食べていなかったのかもしれません。

そうなると、DNAに書き換えが行われたと考えても不思議ではありません。

(*)
雌牛と熊とは共に草を食べ、その子らは共に伏し、獅子も牛のようにわらを食う。(イザヤ11・7)
狼と子羊は共に草をはみ、獅子は牛のように、わらを食べ、蛇は、ちりをその食べ物とし、わたしの聖なる山のどこにおいても、そこなわれることなく、滅ぼされることもない。」と主は仰せられる。(イザヤ65・25)

 

 

2007年1月17日

 

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