為政者を甘やかさないようにしよう
オリーブ!ニュース(2005/03/25 01756号)で下記の興味深い記事があったのでご紹介する。
/独立行政法人の評価委員550人中95人が金銭もらいウッシッシ/
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独立行政法人の運営状況をチェックするため、各府省に置かれた独立行政法人評価
委員会の委員が自ら所属する委員会の評価対象法人から、会議出席や講演の謝礼、
研究助成などの金銭を受けていたことがわかった。
民主党の尾立源幸・参院議員が108の独立行政法人を所管する10府省に請求し
た資料で判明した。 対象となる550人中95人にも及んだ。
これをどう論評するか。
結局、評価委員会などという組織はお手盛りのためのもので、全く評価に値しない
ということである。
現在、独立行政法人には1兆4000億円もの交付金が交付されているが、やはり評価は
機能していない模様だ。
評価委員は、結局は身内なのではないか。
金銭をもらったものがマトモに評価できるわけがない。
この金銭授受が、評価料であることは誰にも分かる。
もう国の借金は、700兆円にも及ぶ。
財務省や厚生省はカネがないカネがない、と言うがザル財政を続けているからこう
なるのだ。
最近は、フリーターからさえも徴税を強化しょうとしているが、他方では本省手当
とか言って、本省の給与をむしろ上げようとしている。
給与を上げられる現実がいったいどこにあるというのか。
民間は、厳しいリストラを経て、筋肉質の経営をやっている。
だが、公的機関だけは相変わらずお手盛りが続き、改革は看板の架け替えに終始し
今般はぬるま湯である。
政府与党の改革などはスローガンに過ぎないことがよく分かる。
しかし本当にこんなことをしていていいのか。
国の借金はもう胸まで来ている。
役人は、フロに入っているつもりでいるのだろう。
いい湯だろう。さぞかし。
だが釜の湯はどんどん温度を増してきている。
いつまでもこんな国民を愚弄したウッシッシが続くわけが無い。
必ず次の選挙では、政権交代が起きるだろう。
社会保険庁もまたぞろ看板架け替えを狙うようだ。
この無責任、この役人体質をなんとかしなければ日本の明日はない。
もう幾度の、ウッシッシ評論をしたことか。
してもしてもきりが無い。
出てくる度に、「今後は改善」という言葉で国民に対する謝罪もない。
政府与党は、国地方の債務1000兆円を重く受け止めるべきだ。
特に自浄作用が失われているところは致命傷である。
やはり1回政権交代しかないだろう。
2005年3月25日
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